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年度 | 2019 |
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科目名 | スポーツ実技(バレーボール) |
担当者名 | 足立 学 |
単位 | 1 |
科目目的 Course Objectives |
バレーボールの楽しさは、一つのボールをつなぎ・ラリーを行うことにある。本授業では、基本技術の習得やルールおよび審判方法など種目の特性を知ることができる。また、仲間と楽しみながらゲーム体験をし、生涯において健康的な生活を送るための健康づくりや生涯スポーツへきっかけとなる運動体験ができる。 |
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到達目標 Class Goal |
バレーボールは集団スポーツであることから、集団的機能による共同性を養うことができる。また、本競技の本質的楽しさを知るために、個人到達目標として基本動作となるオーバーハンドパス・アンダーハンドパスおよびサーブ・レセプション(サーブレシーブ)・ディグ(スパイクレシーブ)・スパイクなどの個人技能の習得や他者を介してのボールコントロールを身につけることができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
本授業では、授業前半において主に基礎的なボールコントロール(オーバーハンドパス・アンダーハンドパス・ボール遊び)や、サーブ・スパイクなどの個人的技能の習得を目的とし展開する。授業後半では、ゲームを中心とした集団機能およびルール・審判方法などを学習し、実践的にバレーボールに親しめるよう授業を展開する。 |
授業計画 Class Plan |
【授業回数】 15回
第1回 オリエンテーション (1)授業の基本的な進め方についての説明 (2)施設・用具・コート設営方法などの説明 第2回 基本(個人)技術の習得1 (1)準備体操・ボール遊び(ボールコントロール) (2)基本の構え方と動き方 (3)オーバーハンドパス(直上) (4)アンダーハンドパス(直上) (5)サーブ 第3回 基本(個人)技術の習得2 (1)オーバーハンドパス(直上) (2)アンダーハンドパス(直上) (3)サーブ 第4回 対人技能の習得1 (1)オーバーハンドパス(対人) (2)アンダーハンドパス(対人) (3)サーブ・レセプション(対人) (4)ディグ・トス・スパイク(連携) 第5回 対人技能の習得2 (1)オーバーハンドパス(対人) (2)アンダーハンドパス(対人) (3)サーブ・レセプション(対人) (4)ディグ・トス・スパイク(連携) 第6回 チーム(集団)練習1 (1)オーバーハンドパス(隊列) (2)アンダーハンドパス(隊列) (3)サーブ (4)ディグ(3人) (5)レセプション(3人) 第7回 チーム(集団)練習2 (1)オーバーハンドパス(隊列) (2)アンダーハンドパス(隊列) (3)サーブ (4)ディグ(6人) (5)レセプション(6人) (6)スパイク 第8回 チーム(集団)練習3 (1)オーバーハンドパス(隊列) (2)アンダーハンドパス(隊列) (3)サーブ (4)ディグ(ブロックやフォーメーション含む) (5)レセプション(フォーメーション含む) (6)スパイク 第9回 ゲームの進め方とルールおよび審判方法の習得 (1)ルールの説明(6人制) (2)審判の方法および各審判員の役割説明 (3)ローテーションと攻守時のフォーメーション説明 (4)模擬ゲーム 第10回 ゲームの進め方とルールおよび審判方法の復習 (1)ルールの説明(6人制と9人制の違い) (2)審判方法の復習 (3)ローテーションと攻守時のフォーメーション説明(6人制と9人制の違い) (4)模擬ゲーム 第11回 ゲームによる学習1 (1)多人数制ワンバウンドゲーム (2)9人制ゲーム ※試合方式は、全チーム平等にリーグ戦を行う。 第12回 ゲームによる学習2 (1)7人制ゲーム(セッター固定型、バックアタックのみ) ※試合方式は、全チーム平等にリーグ戦を行う。 第13回 ゲームによる学習3 (1)7人制ゲーム(セッター固定型、前衛攻撃・ブロックあり) ※試合方式は、全チーム平等にリーグ戦を行う。 第14回 ゲームによる学習4 (1)6人制ゲーム(ポジションを決めた実践ゲーム) ※試合方式は、全チーム平等にリーグ戦を行う。 第15回 まとめ(6人制トーナメントゲーム) |
授業方法 Class Method |
本授業は、実技中心の授業となることから、運動発生指導法(スポーツ運動学領域)に基づき自らの動きの感覚(動感)を養うことを目的に授業展開する。運動中に、「できない」「うまくできない」(探索位相)という身体表現状態を打破するために、積極的に授業に参加し「できない動き」が生じた場合は自ら問題解決するのではなく教員と交信(相談)し、動き(技術)を習得したり、仲間と協力し合ってドリル練習を繰り返すことにより技術を身につける。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:バレーボール用語およびルールや審判方法などを事前に理解しておくこと。
復習:多面的な動きやボールへの対応ができるよう日々柔軟運動を行い、バレーボールの基本動作であるオーバーハンドパス・アンダーハンドパスの直上パスが30秒以上連続でできるよう練習をしておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(40点)、技術点(40点)、授業への取り組み度(20点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
授業中に動作に関するアドバイスを口頭で行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
健康・スポーツ科学部事務室非常勤講師控室(G2-21-1)
m_adachi@mukogawa-u.ac.jp |
受講上の注意 Notices |
1 毎授業、運動のできる服装と体育館シューズを忘れないこと。
2 第1回目の授業で班分けを行うので、必ず出席すること。 【重要】 2019年度より、共通教育科目では「授業公欠」の扱いを全廃し、共通教育の受験資格を変更する。これに伴い、授業では学修成果のアウトプットの回数を増やし、多面的な評価を行う方向に変えてゆく。 このため、事前に分かっている欠席や体調不良等での突発的な欠席もありうることを踏まえ、安易に欠席しない受講態度が不可欠となる。 (詳しくは「共通教育履修ガイドブック」を参照すること。) なお、学科の基礎教育科目、専門教育科目、および資格関連科目は従来通りの履修ルールで実施される。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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