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年度 2019
科目名 栄養教育実習指導
担当者名 山北 人志
単位 1
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科目目的
Course Objectives
1.小・中学校における栄養教育実習では、学校教育の意義や食に関する指導について、児童・生徒の実態を踏まえて学修する。
2.栄養教育実習の意義を理解する事前指導として、栄養教諭としての必要な知識・技能・態度等を具体的に修得する。
3.事後指導として、実習体験を振り返ることにより、自らの実践的課題を把握し、子どもたちと接する専門職としての栄養教諭への志を確認する。
到達目標
Class Goal
@教育実習の意義を理解する。A教育実習に関する基本的な知識・技能・態度について学修する。B学習指導案作成の仕方を修得する。C学習指導案に基づき模擬授業を実施できる。D事前指導により教育実習に臨む意欲を高め、事後指導により教職への志を確立する。
授業内容
The Content of the Course
栄養教育実習の位置と意義、目的、内容、方法を理解し、栄養教諭の専門性を生かした「食に関する指導」の計画、教材研究・作成を行い、給食時間、教科、学級活動等における食に関する指導の実践演習により指導力の向上を図る。
授業計画
Class Plan
第 1回  教職課程における栄養教育実習の位置と意義、目的、具体的内容、実習の心構え
       諸注意
第 2回  実習ノートの書き方、学校組織、学校におけるコミュニケーション
第 3回  指導の要点、板書計画、教材研究
第 4回  給食時間の指導計画、週案の作成
第 5回  給食の時間の学習指導案の作成
第 6回  食に関する学習指導案の作成
第 7回  食に関する学習指導案の発表、相互評価
第 8回  食に関する学習指導案に基づく模擬授業、指導効果の評価  @
第 9回  食に関する学習指導案に基づく模擬授業、指導効果の評価  A
第 10回  食に関する学習指導案に基づく模擬授業、指導効果の評価  B
第 11回  食に関する学習指導案に基づく模擬授業、指導効果の評価  C
第 12回  食に関する学習指導案に基づく模擬授業、指導効果の評価  D
第 13回  栄養教育実習内容の報告
第 14回  栄養教育実習内容報告の相互評価
第 15回  栄養教育実習のまとめ
授業方法
Class Method
各回毎、食に関する指導の具体的事例を交えながら授業を進める。4回から12回までの演習では給食時間の指導計画、週案の作成。給食の時間の学習指導案の作成。食に関する学習指導案の作成。食に関する学習指導案の発表。学習指導案に基づく模擬授業により栄養教育実習の授業を行う際に必要な実践力を身に付けられる学習をする。13回から15回までの演習では栄養教育実習内容報告の報告・相互評価・まとめを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
教職課程履修学生は、栄養教育実習での研究授業場面や卒業後の正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「栄養教諭の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、学習指導要領および食に関する指導の手引き等を積極的に活用する。第8〜12回 食に関する指導の実践演習では事前に教材作成を行い模擬授業に臨むこと。第13回 栄養教育実習内容の報告では、事前に栄養教育実習内容のプレゼンテーションを作成し授業に臨むこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点等(100点) 平常点等配点内訳:給食時間の指導計画 15点、給食の時間の学習指導案15点、 学級活動学習指導案 30点、学習指導案に基づく模擬授業(給食時間10点 、学級活動 15点) 授業への積極的参加度 15点

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
具体的な改善方法を示し、再度取り組むよう指示する。
教科書
Textbook
金田雅代/三訂 栄養教諭論/建帛社
武庫川女子大学・武庫川女子大学短期大学部/教育実習ハンドブック(栄養教育実習)/武庫川女子大学・武庫川女子大学短期大学部
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
メールアドレス yamakita-@occn.zaq.ne.jp
受講上の注意
Notices
学校での栄養教育実習を踏まえて常に問題意識や課題をもって積極的に臨むこと。教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
T 学校教育および教職に関する基礎的知識・理論を修得し、教職実践と関連づけて理解する。
U 子どもに関する基礎的知識・理論を修得し、教職実践と関連づけて理解する。
V 社会人・教員として、社会性・対人関係能力を身につける。
W 地域社会や学校において関わる多様な人々と適切なコミュニケーションをとる。
X 栄養教諭の専門性を踏まえて、授業等を計画的に実践する。
Y 専門外領域に関する知識・理論を修得し、学級経営等に活用できる。
Z 教師としての使命感・責任感を自覚し、生徒への教育的な愛情を発揮する。
[ 教職実践と関連づけて、自らの探求課題を認識・発見し、探求し続ける。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
小学校で栄養教諭として勤務。学校現場で培った経験を基に、栄養教諭の職務の基本の指導と食に関する実技を交えた授業を行う。

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