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年度 | 2020 |
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科目名 | ロジカルシンキング |
担当者名 | 後藤 将史 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
この授業では、学生が将来ビジネスで活躍し広く社会の問題解決を行うために必要となる、実践的な思考法を学び、活用することができるようになることを目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
学生が、ロジカルシンキングの流れを理解し、日頃からそれを活用する姿勢を身につけ、今後思考や議論の中で研鑽を重ねていく素地を作る。 |
授業内容 The Content of the Course |
本科目ではビジネス上の課題を整理する方法を学び、課題の解決法にいたる思考を身につけ、応用できるようにする。ビジネス文書の作成においては、要点を簡潔に文章にまとめるだけでなく、グラフや表を用いた場合の表現方法や、報告書における論理展開なども学ぶ。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション;「ビジネスシンキング」の振り返り
第2回 ロジックツリーの復習:事実、発見、示唆、結論の階層を作り、例題を構造化 第3回 ロジックツリーの応用:ビジネス上の課題を整理し、構造化に基づいて結論を導く 第4回 イシューツリーの復習:仮説を検証し、WhyとHowのツリーを用いる 第5回 イシューツリーの応用:ミニレポートの作成と提出 第6回 ロジカル・ライティングの復習:読み手の理解と、それに基づく論理展開 第7回 バーティカルロジックの練習I;1ページで要点をまとめる 第8回 バーティカルロジックの練習II::ミニレポートの作成と提出 第9回 ホリゾンタルロジックの練習I:複数のページで論理を展開する 第10回 ホリゾンタルロジックの練習U:ミニレポートの作成と提出 第11回 図表の用い方:メッセージに合わせてグラフを選択し、ハイライトで強調する 第12回 チャートの練習T:伝わりにくいチャートを伝わりやすく直す 第13回 チャートの練習U:前回の反省を踏まえてチャートを見直す 第14回 個人テーマの作成と発表:ロジカルライティングの技法を踏まえて発表資料を作成 第15回 ロジカル・シンキングとライティングのまとめ |
授業方法 Class Method |
(1)講義、ワークショップ、個人ワークの組合せで行う。
(2)ワークショップは4-6名程度を1グループとする (3)個人での発表も行う |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
グループ・ディスカッション及びその成果の発表、プレゼンテーション資料の作成及び発表を行う |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:授業資料に目を通し、不明点に関しては事前に調べておくこと。
復習:講義内容を復習し、演習問題などは自分でもう一度答えを考えること。 過去に自分が作成したレポートや資料について、よりよい表現ができないかを考えること。 ワークショップの各回の発表で得たフィードバックを成果物に反映しておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点等(100点) 平常点等配点内訳:ミニレポート(20点×3回)
個人テーマのレポート(40点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・授業中の演習課題及びミニレポートについては、授業中に解答例などの解説を行う。
・ワークショップについては、毎回当該ステップの発表を行い、他グループ並びに教員からフィードバックを得る。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
バーバラ・ミント/考える技術・書く技術/ダイヤモンド社 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
E-Mail、Google Classroomなどでの連絡および、オフィスアワーでの連絡方法について、初回授業時に連絡する |
受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1. 知識・理解
1-2 自らが目指す将来キャリアで活躍するために必要な基礎的・専門的知識を習得している。 2. 技能・表現 2-1 自らの暮らしを環境にあわせて柔軟にデザインするための技能を習得している。 3. 思考・判断 3-1 広い視野を持ち、女性の特性・視点を活かして考え、イニシアティブをとることができる。 3-2 グローバルな視点とローカルな視点の双方から考え、判断することができる。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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