| シラバス参照 |
| 年度 | 2020 |
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| 科目名 | 測量実習 |
| 担当者名 | 中田 勝行 |
| 単位 | 2 |
| 科目目的 Course Objectives |
建築の設計や施工において、最低限必要となる測量の基礎知識や、測量機器を使用した測量の方法、および空中写真測量、GISも含めた測量データの取り扱いの基礎を、講義と実習を組み合わせて体験的に学習することを目的とする。 |
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| 到達目標 Class Goal |
測量に関する基礎的知識および周辺技術とその活用方法を身につけ、建築設計にかかわるさまざまな問題解決に活用することを目指す。 |
| 授業内容 The Content of the Course |
測量の基礎となる、距離測量、基準点測量、水準測量、地形測量などの地上測量について、体験実習を通じて学習する。また、空中写真の立(実)体視や現地調査などを実施し、空中写真測量の原理を学習するとともに、測量データの構造を理解することでデータを活用し、設計業務への利活用の可能性を体験的に学習する。可能ならば測量機関に出向くか、機器メーカーにデモを実施していただき一連の業務の流れを理解する。 |
| 授業計画 Class Plan |
第1回 測量学概論>測量とは?、距離測量>目測、歩測も測量なり、実習要領の説明。
目測、歩測および各種距離測定機材で距離測定の方法を学ぶ。 第2回 水準測量(高低差測量)>水準儀で高低差を測定して標高を求める。 高低角と距離を測定して高低差を求める。 第3回 水準測量(高低差測量)、水準儀据付・観測練習、観測手簿の記帳、水準測量実習。 第4回 水準測量実習、水準測量データの調整(誤差調整計算。) 第5回 多角(トラバース)測量>角度と距離を測定して位置(座標)を決定。 トータルステーション(TS)据付・観測練習、多角(トラバース)測量実習。 第6回 多角(トラバース)測量実習。 第7回 測定成果の計算整理。 第8回 地形測量、地球観測システム。 地形測量機器の説明および据付(TS、平板の据付)、地形測量実習。 第9回 地形測量実習。 第10回 地形測量成果の調整計算および編集製図。 第11回 地形測量成果から面積(三斜法、座標法)を求める。体積を求める。 第12回 空中写真測量の基礎、空中写真判読と立(実)体視 空中写真と地形図との比較。 第13回 測量機関見学または測量機器メーカによるデモを予定。 第14回 GISの概要とGIS基本機能実習、簡易なGISの作成実習。 第15回 GISを利用したデータの利活用実習。授業全体の講評。 定期試験 測量の基礎、多角(トラバース測量)、水準測量、地形測量、空中写真測量、GIS。 |
| 授業方法 Class Method |
各測量工程の講義後に実習を実施する繰り返しになる。フィールドでの実習は班ごとに実施して成果を求めるが、地形図編集・地形図製図は個人単位で仕上げる。フィールド実習の雨天時は室内講義に変更するので当初スケジュールに変更が生じる、その都度変更スケジュールを指示するので注意すること。 |
| アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
班毎の実習と、得られた測量データを事例として講評、意見交換する。 |
| 準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
実習には、関数電卓が必要となる。関数電卓の操作法を事前に修得しておくこと。また、講義で学んだことを、教科書、授業ノートや配付プリント等に基づき継続的かつ反復的に復習すること。自らの知識として吸収するだけでなく、建築設計との関係をつねに自分自身で考え、設計に活用できるようにすること。 |
| 評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(45点) ・レポート[作品含む](45点) ・平常点等(10点) 平常点等配点内訳:授業、実習への積極的参加度および各工程ごとの班、個人成果を総合的に加味して評価。 ・班単位での成果を纏める工程が大半なので、グループワークの参加態度を重要視する。 |
| 課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・各測量工程ごとの班成果や個別成果は、評価後授業中に指摘や解説を行う。
・最終授業日に全体を講評する。 ・定期試験問題解答の講評を何らかの形で公表する。 |
| 教科書 Textbook |
猪木幹雄, 中田勝行, 那須充/図説 わかる測量/学芸出版社 |
| 参考書 Reference Books |
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| 地域との連携 Cooperation with the Community |
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| 担当教員への連絡方法 How to make Contact |
<担当教員(非常勤講師)紹介>
中田 勝行:「オフィスひもろぎ」代表。一般社団法人OSV研究会理事。元測量・建設コンサルタント会社勤務。神戸大学大学院と共同で「反射光を利用した地形・構造物変状検知システム」を研究開発(特許第5769055、国交省建設技術研究開発助成対象)。OSV研究会、神戸大学、立命館大学、関西大学の共同で、山間地集落での住民参加型防災、減災方法の研究を実施継続中。 担当教員への連絡方法>各週の授業後対応する。 |
| 受講上の注意 Notices |
位置に関係するデータがどのように取得され、活用されるのか、考えながら学習して頂きたい。
補習、再試験について:定期試験において不合格となった学生は、所定の期間に再試験受験手続を行うとともに、9月に開講する補習を必ず受講し、指示された提出物を期限までに提出するとともに、10月に行われる再試験を必ず受験すること。補習に出席しない場合は、再試験受験手続を行っていても原則として不合格とする。再試験において提出した提出物の点数は、上記評価方法における平常点等に加算する。再試験の評価は、上記評価方法による合計点に0.8をかけた得点とし、60点以上の得点はすべて60点とする。 |
| 卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
A.高い知性 ◎A−1(6年)語学や諸学の基礎学力の修得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる実践的能力を修得する。(4年)語学や諸学の基礎学力の修得、及び自らの主張を社会に提案し、合意を形成できる基礎的能力を培う。
D.高い知性、善美な情操、高雅な徳性の総合 ○D−2 ※◎は特に対応する学習・教育到達目標、○は対応する学習・教育到達目標を示す。 |
| 実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
元測量・建設コンサルタント会社勤務。測量計画および実施で培った経験を基に、測量の仕組みや方法の解説と実習を実施する。 |
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