| シラバス参照 |
| 年度 | 2020 |
|---|---|
| 科目名 | 子育て支援 |
| 担当者名 | 中井 光司 |
| 単位 | 1 |
| 科目目的 Course Objectives |
保護者との信頼関係を形成し、保護者や家庭の抱える支援のニーズに気付き理解し、実際に支援ができる保育士を目指して、相談、助言、情報提供、行動見本の提示等の多様な支援のあり方を具体的に理解することを目的とする。 |
|---|---|
| 到達目標 Class Goal |
(1)保育士の行う保育の専門性を背景とした保護者に対する相談、助言、情報提供、行動見本の提示等の支援(保育相談支援)について、その特性と展開を具体的に理解する。
(2)保育士の行う子育て支援について、様々な場や対象に即した支援の内容と方法および技術を、実践事例等を通して具体的に理解する。 |
| 授業内容 The Content of the Course |
本講は、保育所をはじめとする児童福祉施設において保育士が行うべき、保護者に対する相談、助言、情報提供、行動見本の提示等の子育て支援(保育相談支援)の特性と方法について学びを深める。
様々な場や対象に即した支援の内容と方法・技術を実践事例を通して具体的に理解する。 |
| 授業計画 Class Plan |
第1回 子育て支援とは 本講での学びの進め方
第2回 子育て支援の意義 子育て支援が求められる社会的背景 第3回 子育て支援の基本的価値・倫理 保護者との相互理解と信頼関係の形成 第4回 子育て支援の基本的姿勢 子どもの保育とともに行う保護者への支援に必要な保育者の姿勢 第5回 子育て支援の基本的技術 子育て支援に必要なコミュニケーション技法 第6回 園内・外との連携と社会資源 園内における連携・協働と身近な地域における社会資源の活用 第7回 子育て支援に関する今日の実態@ 子育てや子どもを取り巻く環境に関する新聞記事を使って 第8回 子育て支援に関する今日の実態A 子育てや子どもを取り巻く環境に関する新聞記事を使っ 第9回 日常会話・文書を活用した子育て支援 場面の違いに応じた対応の理解 第10回 行事等を活用した子育て支援 保護者参加行事等の意義とその理解 第11回 環境を活用した子育て支援 環境を通した子育て支援の方法の基本 第12回 地域子育て支援拠点における支援 地域子育て支援における主なサービス内容と支援方法 第13回 入所・通所施設における子育て支援 入所・通所施設で保育者が行う子育て支援の基本 第14回 まとめと今後の課題、レポート作成の詳細 第15回 レポート作成と発表 「教職ファイルへの記入」 |
| 授業方法 Class Method |
子育て支援の様々な場面についてケーススタディーを通して学び、保育者が行う子育て支援の具体的なイメージを把握していく。そのためにワークブック(テキスト)の取り組みを中心に本講は展開していく。
適宜、ワークブックの小課題に取り組む。 また、新聞記事を使い今日の子育て事情や子どもを取り巻く環境実態を理解する。 |
| アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
ワークブックの事例を読解し、受講者自身の感想や意見を交わし、子育て支援に関わる視点や理解を広げ、より深めていく。 |
| 準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
次回の授業で扱うワークブックの事例をあらかじめ読んでおく。
ワークブックの小課題を宿題して化することがある。 |
| 評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](80点) ・平常点等(20点) 平常点等配点内訳:レポート作成 新聞記事収集(最低1点) |
| 課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
ワークブックの課題、レポートにおいて受講者の感想、意見発表を交換し、教員のコメント・アドバイス等を加える。 |
| 教科書 Textbook |
二宮祐子/子育て支援 −15のストーリーで学ぶワークブック−/萌文書林 |
| 参考書 Reference Books |
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| 地域との連携 Cooperation with the Community |
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| 担当教員への連絡方法 How to make Contact |
授業で伝達する。 |
| 受講上の注意 Notices |
授業計画の第7・8回に向けて子育てや子どもに関する新聞記事を最低1点を収集すること。
最後のレポートに記事を添付してもらいます。(ウェブニュース、インターネット記事不可) |
| 卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-2 教育・保育に関する専門的知識を有している。
2.技能・表現 2-1 教育・保育の実践を行うために必要な技能を有している。 |
| 実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
| シラバス参照 |