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年度 2020
科目名 アパレル生産実習U
担当者名 山本 泉
単位 2
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科目目的
Course Objectives
アパレルで工業的に量産化されている既製服の製造行程に関して、企画、設計、生産、品質管理、プレゼンテーションの各業務の実習を通して理解し、その問題点や改良点を考え、応用能力を身につけることを目的とする。
到達目標
Class Goal
アパレルの工業生産における各業務について理解し、分業体制の中で責任感を持った行動を取ることができるようになること、分業体制における情報伝達の工夫や努力ができるようになることを目標とする。また、生産体系における管理者としての視点も持てるようになることも目指す。
授業内容
The Content of the Course
「アパレル生産実習T」の経験を踏まえて、数名のグループ単位でアパレルメーカー、縫製工場の類似組織を構成し、実際に一つの服種(スカート)を取り上げて既製服作成工程に従って製品企画から始まり、パターン作成作業、縫製準備工程、縫製工程、仕上げ・検品工程、商品発表にいたる一連の実習作業を行う。
授業計画
Class Plan
1 製品企画…………………………製品企画からデザイン画作成、仕様書の作成
  採寸、班編制
2 パターンメーキング……………デザイン画からのマスターパターン作成
3 サンプル作成、チェック、パターン修正
4 グレーディング…………………マスターパターンからのサイズ展開
5 工業用パターンメーキング……量産のための合理的な工業用パターン作成
6 マーキング………………………布上への効率のよい型入れ
7 検反、地直し、延反
8 裁断、仕分け、ラベリング、バンドリング
9 縫製のための準備………………縫製工程分析表の作成、作業標準書の作成
10〜13 工業ミシンによる縫製…………実際の製品作成
14 仕上げ
15 検品、製品プレゼンテーション
授業方法
Class Method
実習授業(グループでの共同作業)
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
実習・ディスカッション・グループワーク・プレゼンテーション
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
日頃からアパレル製品や素材に興味を持ち、市場調査をしておくこと。グループ作業では自分の行動が班全体の作業の質に影響することをよく認識して行動すること。班の進度が遅れている場合は、班員が協力して授業時間外にも作業を行い、次週までに遅れを取り戻すように努めること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](50点)
・平常点等(50点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(20点)、実習作業中のグループへの寄与として平常点(30点)

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
・授業実施中は、課題について予定通りに進行しているか随時チェックを行い、改善を促す。また、必要であれば補習を行う。
・授業終了後は、課題(作品および関連する書類)についてチェックを行い、不充分な場合は再提出を求める場合がある。
教科書
Textbook
アパレル生産実習Tで使用した教科書・参考書を使用する
参考書
Reference Books

地域との連携
Cooperation with the Community

担当教員への連絡方法
How to make Contact
担当教員:
アパレル設計学研究室(H1−22−1)
 e-mailアドレスは、Student Guide For Academic Studiesに記載
受講上の注意
Notices
アパレル生産実習Tを履修している事を前提とする。
また、アパレルデザイン論・アパレルコンストラクション実習T、U・パターンメーキング演習・スタイル画演習を履修しているか、同程度の知識・技術を備えていること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2−2生活を構成する事象に対し、創造的なアプローチをし、表現する技能を有している。
3.思考・判断 3−2 新たな課題に対して、創造的能力と表現力を身に付けている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents


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