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年度 | 2020 |
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科目名 | 生命科学の基礎 |
担当者名 | 井上 尚之 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
21世紀は生命科学の時代といわれている。本講義は皆さんが興味を持っている血液型と性格の関係・恋愛と血液型の関係、さらに借り卵子や代理母などの生命倫理、またDNAの本質を社会学的な視点を保ちつつ理解することを目指す。 |
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到達目標 Class Goal |
DNAの働き、借り卵子、代理母などの実態をプレゼンできる。 |
授業内容 The Content of the Course |
現代社会の生物的分野理解のために、細胞の発見からメンデルの法則・DNA発見までの歴史を概観する。さらに血液型人間学、生殖技術や借り卵子・代理母などに関する生命倫理を学ぶ。 |
授業計画 Class Plan |
【授業回数】15回
1 人間の生殖技術 2 借り卵子は許されるか 3 代理母は許されるか 4 精子・卵子・胚の提供者の法的地位 5 血液型と性格の関係、血液型と恋愛の関係 6 細胞レベルから見た血液型 7 メンデルの法則―優性の法則・分離の法則 8 メンデルの法則―独立の法則 9 血液型の遺伝法則 10 DNAの発見者 11 DNAの構造 12 DNAの複製 13 DNAの遺伝情報―転写過程 14 DNAの遺伝情報―翻訳過程 15 遺伝暗号表はいかに決定されたか 以上の内容等を教授する予定である。 定期試験 |
授業方法 Class Method |
授業中学生にマイクを1本回し、教科書を読ませ、意見を発表させる双方向の授業を行う。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
ディスカッション |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:次回授業予定範囲の教科書を読む。疑問点があればノートに取り、授業中に解決する。
授業中に解決できないときは、授業後に質問に来ること。 復習:授業で板書したノートと教科書を読んで知識を確実にする。 |
評価方法 Evaluation Method |
・試験期間中に試験を実施(55点) ・平常点等(45点) 平常点等配点内訳:発表状況・レポート・授業への積極的参加度45点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
レポートを課した場合、採点して授業中に返却する。 |
教科書 Textbook |
井上尚之著/生命誌 メンデルからクローンへ/関西学院大学出版会 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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担当教員への連絡方法 How to make Contact |
授業終了後に直接来ること。
inoue919@mukogawa-u.ac.jp |
受講上の注意 Notices |
(1)教科書を使用するので必ず持参すること。
(2)指定席で授業を行うので、必ず指定された席で受講すること。 上記(1)(2)を守れない者の履修は認めない。 【重要】 2019年度より、共通教育科目では「授業公欠」の扱いを全廃し、共通教育の受験資格を変更している。これに伴い、授業では学修成果のアウトプットの回数を増やし、多面的な評価を行う方向に変えている。 このため、事前に分かっている欠席や体調不良等での突発的な欠席もありうることを踏まえ、安易に欠席しない受講態度が不可欠となる。 (詳しくは「共通教育履修ガイドブック」を参照すること。) なお、学科の基礎教育科目、専門教育科目、および資格課程科目は従来通りの履修ルールで実施される。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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