シラバス参照 |
年度 | 2021 |
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科目名 | 民法入門Ⅰ |
担当者名 | 伊原 由美 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
この科目では、学生が、民法の全体像、および総則・物権法についての基礎を理解し、使いこなせることになることを目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
学生が、民法の全体像、および総則・物権法の基礎知識を習得し、日常生活において、これらの法律に基づく思考や判断ができるようになる。 |
授業内容 The Content of the Course |
社会生活を送るうえで生じる様々な問題を解決するために定められた民法。 しかし,条文数が膨大であり、テキストを1頁目から通読するような勉強法ではなかなか理解が深まりにくい。 そこで,まずは総則,物権,債権,家族法の全体像を最初に示した上で,民法総則及び物権の条文の文言,趣旨,要件,効果などの基本的知識を習得するとともに,身近な事例を用いて,法解釈や適用についての理解を深める。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 民法の概要 第2回 総則総論,権利の主体と客体 第3回 契約成立から効力発生まで(契約の成立要件・有効要件) 第4回 契約成立から効力発生まで(契約の効果帰属要件・効力発生要件) 第5回 時効 第6回 総則まとめ(小テスト) 第7回 物権の性質,不動産物権変動 第8回 動産物権変動,占有権 第9回 所有権,用益物権 第10回 担保物件総論,留置権 第11回 先取特権,質権 第12回 抵当権 第13回 譲渡担保権 第14回 物件まとめ(小テスト) 第15回 学習到達度確認テスト |
授業方法 Class Method |
講義を中心とし、適宜、視覚教材を使用する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
なし |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:参考書の講義該当箇所を通読 復習:問題集の講義該当箇所を問題演習 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:学習到達度確認テスト1回 40点,小テスト2回 各18点,課題 12問 各2点 課題12問は,毎回講義時に指示する問題を次回講義までに提出する。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・課題:次回講義にて解説する。 ・小テスト:テスト時間を45分とし,5分休憩の後,40分間解説をする。 ・学習到達確認テストは,解説レジュメを配布する。 |
教科書 Textbook |
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教科書コメント |
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参考書 Reference Books |
伊藤塾の公務員試験「民法」の点数が面白いほどとれる本/伊藤塾/KADOKAWA |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1. 知識・理解 1-1 経営学に関する基礎的・専門的知識を有し、多様な経営課題を的確に理解できる。 1-2 自らが目指す将来キャリアで活躍するために必要な基礎的・専門的知識を習得している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
弁護士として,主に民事事件,家事事件を取り扱っていることから,民法をより身近な法律として理解してもらえるよう事例をもとに講義する。 |
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