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年度 | 2021 |
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科目名 | 原価計算Ⅰ |
担当者名 | 李 建 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
原価がどのように計算されるのかについて学ぶことを通じて、原価情報がどのように企業のマネジメントに役立っているのかを理解することがこの授業の目的である。 |
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到達目標 Class Goal |
(1)原価計算の目的を説明できる。 (2)材料費・労務費・経費の各費目別計算ができる。 (3)製造間接費の配賦計算と原価差異分析ができる。 (4)部門別個別原価計算の計算構造が説明できる。" |
授業内容 The Content of the Course |
製品を販売する際、その製品の原価がいくらかが分からなければ適正な販売価格を決定することができなくなる。正確な原価の計算は価格決定を容易にするだけでなく、他の多くの経営管理活動に役立っている。本講義では、受講生が簿記の基礎を理解していることを前提に、工業簿記・原価計算を基礎から学習する。原価とは何か、原価はどのように計算するのか、計算した原価情報で何ができるか、こうした素朴な疑問に答えを出していくことで原価計算への理解を深めていく。原価計算Ⅰでは、原価の3要素となっている、材料費、労務費、経費の計算プロセスについて詳説し、個別原価計算と呼ばれる原価計算方法について学習する。毎回、授業の後半に問題演習の時間を設け、実際に原価を計算してもらうことによって問題解決能力の向上を図る。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 イントロダクション(工業簿記と原価計算) 第2回 工業簿記の勘定連絡 第3回 材料費の計算(Ⅰ):材料の購入 第4回 材料費の計算(Ⅱ):材料の消費 第5回 労務費の計算(Ⅰ):賃金の支払い 第6回 労務費の計算(Ⅱ):賃金の消費 第7回 経費の計算 第8回 個別原価計算(Ⅰ):製造間接費の実際配賦 第9回 授業内テスト(Ⅰ)と解説(※リアルタイムで行う) 第10回 個別原価計算(Ⅱ):製造間接費の予定配賦 第11回 個別原価計算(Ⅲ):製造間接費配賦差異の分析 第12回 部門別個別原価計算(Ⅰ):第1次集計・第2次集計 第13回 部門別個別原価計算(Ⅱ):第2次集計・製造部門費の配賦 第14回 部門別個別原価計算(Ⅲ):製造部門費の予定配賦 第15回 授業内テスト(Ⅱ)と解説(※リアルタイムで行う) |
授業方法 Class Method |
原則講義形式で授業を進めるが、授業内容の理解度を高めるため授業中に演習問題を解く。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
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準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:前回の授業時に指示する教科書の範囲を予習し、基本例題を解いてくること。 復習:毎回出されるホームワーク課題をこなすこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業内テスト(2回)60点、ホームワーク(14回)20点、予習(14回)20点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
授業内テストは採点後に解説を行う。 ホームワークプリントは評価後に模範解答を提示する。 |
教科書 Textbook |
合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記/TAC簿記検定講座/TAC出版 |
教科書コメント |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
第9回目と第15回目は、オンライン(リアルタイム)で授業内テストを行うので、授業時間中ずっとネットに繋がっている必要があります。ただし、新型コロナの影響等により、授業計画が変更となる可能性もあります。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1経営学に関する基礎的・専門的知識を有し、多様な経営課題を的確に理解できる。 1.知識・理解 1-2自らが目指す将来キャリアで活躍するために必要な基礎的・専門的知識を習得している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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