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年度 | 2021 |
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科目名 | 言語情報・文献管理特論Ⅰ |
担当者名 | 工藤 彰 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
様々な有形・無形文化財からなる文化遺産への理解、これら文化情報資源の記述方法と視覚化、関係する用語研究、デジタルアーカイブ等知識資源の問題をテーマとして、基礎的な学習を行う。 |
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到達目標 Class Goal |
文化遺産への理解、文化情報資源の記述方法と視覚化、用語研究、デジタルアーカイブ等の基礎的な知識と技能を身に付けている。 |
授業内容 The Content of the Course |
デジタル・ヒューマニティーズと呼ばれる研究領域において、私たちを取り巻く文化現象ないし創造活動は、歴史的記録としてアーカイブされ、統計処理による法則性の算出可能なビッグデータへと変貌しつつある。本講義ではそのような今世紀のデジタル環境やアルゴリズムが新たにフォーカスする文学・文化の研究を展望し、トラディショナルな人文学との比較とともにその可お手本にならって書くべし能性について考察する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス: 授業の概要、発表の諸注意 第2回 副詞使用率と作品の人気の相関関係、男女間の使用単語の差 第3回 文章に「指紋」はあるのか?、お手本にならって書くべし 第4回 バカになっていく文章、ハリー・ポッター・インヴェイジョン――イギリス対アメリカ 第5回 クリシェ、反復、お気に入り、表紙から本を判断するには? 第6回 はじめ方と終わり方、言葉と数字の世界を旅して 第7回 文化の統計解析(1) 第8回 文化の統計解析(2) 第9回 日本語のテキスト解析(1) 第10回 日本語のテキスト解析(2) 第11回 日本語のテキスト解析(3) 第12回 JPOPのテキスト解析(1) 第13回 JPOPのテキスト解析(2) 第14回 JPOPのテキスト解析(3) 第15回 まとめ |
授業方法 Class Method |
輪読、ディスカッション |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
PBL(問題解決型学習) |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
各回、テキストの担当者を決めてレジュメを用意・発表してもらう。発表者は、時間をかけて専門用語や理論を調べ補足し、さらに対象となっている作品を読むなどして、わかりやすい発表をすること |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](50点) ・平常点(50点) 平常点等配点内訳:発表(40点)、授業への積極的参加(10点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
最終授業で全体に対するフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで/ベン・ブラット/DU BOOKS |
教科書コメント |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-2 自国および他国の文化に対する理解を深め、日本の言語・文学との関連性を体系的に把握している。 2.技能・表現 2-2 情報機器(ICT)活用技能を含む諸技能と豊かな表現力を身につけている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
複数の四年制大学で初年次情報科目を担当した経験をもとに、個別のスキル・習熟に応じたICT・コンテンツの活用能力育成にあたる。 |
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