シラバス参照 |
年度 | 2021 |
---|---|
科目名 | デザイン技法Ⅱ |
担当者名 | 津田井 美香・三田地 博史 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
プロダクトデザインの考え方を理解し、そのプロセスに沿って作品を考え表現するスキルを学ぶ。 |
---|---|
到達目標 Class Goal |
様々な表現技法の特性を理解し、スキルを学びながら作品を考案し制作する。また作品をプレゼンテーションするためのスキルを向上させる。 |
授業内容 The Content of the Course |
デザインにおける表現と思考それぞれの技法を習得するために授業を前半と後半に分けて構成する。 前半では表現技法を扱い、具体的にはマテリアルのデザインに取り組む。リサーチによって素材に対する理解を深め、素材を捉え直し、素材そのものをデザイン対象とする。後半ではデザイン思考に則ったデザインプロセスを体験する。対象を観察し発見した問題の分析からオリジナリティのある着眼点を見出す構成力を習得し、デザイン提案までを行う。 様々なアイデアや成果をプレゼンテーションするスキルとして、プロジェクトブックの作成、3Dモデリング、インフォグラフィックスを用いた表現を習得する。 |
授業計画 Class Plan |
1. マテリアル ・ガイダンス ・マテリアルリサーチ 2. マテリアル ・マテリアルリサーチ ・マテリアルブックの作成 3. マテリアル ・マテリアルデザイン ・アイデアチェック 4. マテリアル ・デザインしたマテリアルを用いた作品制作 5. マテリアル ・デザインしたマテリアルを用いた作品制作 ・プレゼンボードの作成 6. ミニワークショップ : 3Dモデリング 7. ミニワークショップ : 3Dモデリング 8. ミニワークショップ : 3Dモデリング 9. デザイン思考 ・ガイダンス ・対象の観察結果から問題カードの作成(個人) 10. デザイン思考 ・KJ法を用いたカードゲーム(グループ) ・表層問題の構造分析的整理(グループ) 11. デザイン思考 ・ブレインストーミングによるアイデア出し(グループ) ・コンセプト立案(個人) 12. デザイン思考 ・アイデアチェック(個人) ・プロトタイピング(個人) 13. デザイン思考 ・アイデアチェック(個人) ・プロトタイピング(個人) 14. デザイン思考 ・アイデアチェック(個人) ・プロトタイピング(個人) 15. プレゼンテーション *授業計画は進捗状況に応じて変更する場合がある。また、必要に応じて学外での視察・調査を行うことがある。 |
授業方法 Class Method |
実習型授業。 状況に応じてクラスルームを用いたオンデマンド形式を併用する。詳細はクラスルームにて随時連絡を行う。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
実習科目・プレゼンテーション |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
日常生活において様々な対象を素材に着目してよく観察しておくこと。また人間の行為やその結果をよく観察し、日常的に問題発見、その解決方法について思案しておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](80点) ・平常点(20点) 平常点等配点内訳: 授業への積極的参加度 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
アイデア段階でのチェック、練習課題と最終プレゼンテーションでの講評を行なっている。 |
教科書 Textbook |
|
教科書コメント |
|
参考書 Reference Books |
最新 現代デザイン事典/向井周太郎ほか/平凡社 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
|
受講上の注意 Notices |
・初回授業ではガイダンスの後マテリアルリサーチに取り組むので、興味のあるマテリアルを複数持参することが望ましい。 ・授業中に重要な準備物等をアナウンスすることがあるため、授業を欠席した場合は自ら情報を収集し準備した上で次回授業に臨むこと。 ・この授業では、IllustratorやPhotoshopといったアプリケーションを使用して課題を制作していく。教室にはIllustratorやPhotoshopが使用できる環境があるが、学生全員が毎回使用できるわけではない。また、登学禁止になった場合は、自分でIllustratorやPhotoshop、もしくは代替アプリケーション使用して課題を制作する環境を準備すること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-3生活環境を豊かにするモノに対して、造形的な観点からの素養を身に付けている。 2.技能・表現 2-2生活環境を構成する事象に対し、創造的なアプローチをし、表現する技能を有している。 3.思考・判断 3-2新たな課題に対して、創造的能力と表現力を身に付けている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
デザイナーとしての実務経験に基づき、デザインの指導を行う。 |
シラバス参照 |