シラバス参照 |
年度 | 2021 |
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科目名 | アスレティックトレーニング論 |
担当者名 | 中堀 千香子 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
スポーツ現場におけるアスレティックトレーナーは何を担っているのか?その役割や資格、関連職および問題点について学ぶ。トレーナーを目指す学生は、より具体的なイメージをもって今後の学習活動に取り組むきっかけとする。競技活動をしている学生は、トレーナーとどのような関係を築くことが自身の活動に有益なのか、考えることができるようにする。さらに、トレーナーと連携する職種を志している学生は、共通の言語を持って協働することの大切さを理解することを目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
アスレティックトレーナーの任務、役割、具体的な業務について学び、実践する際に応用できる。コーチ、スポーツドクターの役割とアスレティックトレーナーとの連携について理解し、様々な状況においてとるべき行動について正しく判断できるようになる。アスリートに対してよりよいサポートを行うための知識を身につけ、実践できるようになる。進路について考えることができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
日本におけるアスレティックトレーニングを取り巻く環境、その歴史・背景・任務について学びアスリートを取り巻く環境について各自の担う役割・関与について理解する アスリートの健康管理について評価法から外科的・内科的多角的にその手法について習得する スポーツ現場の緊急対応について緊急時対応計画から安全管理(施設・用具)、スポーツ事故の評価、救急搬送、1次救命について理解する コンディショニング・リハビリテーションについてその基本的な事項を理解する ★本講義は遠隔授業(オンデマンド型)で実施します。 映像授業視聴後、1週間以内に課題を実施してください。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス・アスレティックトレーナーとは・ATを取り巻く環境 第2回 日本と諸外国とのアスレチックトレーニングの定義・資格・社会的位置づけの比較 第3回 わが国におけるアスレティックトレーナーとは 諸外国との比較・役割 第4回 アスリートの健康管理 (メディカルチーム体制) 第5回 アスリートの健康管理 (情報収集と情報統計処理) 第6回 第1回~第5回総合的討議(まとめテスト) 第7回 アスリートの健康管理 (フィジカルチェックとメディカルチェック) 第8回 アスリートの健康管理上の問題点① (突然死、感染症、血液凝固因子) 第9回 アスリートの健康管理上の問題点② (選手の栄養に関する問題、ドーピング、メンタルヘルス) 第10回 アスレティックトレーナーに必要な法と保険 第11回 第7回~第10回総合的討議(まとめテスト) 第12回 スポーツ現場での緊急対応① (各競技現場での緊急時対応計画) 第13回 スポーツ現場での緊急対応② (練習場・試合会場の安全管理・防具・用具点検、事故評価) 第14回 コンディショニング・リハビリテーションにおける環境の影響 (睡眠・疲労・特殊環境) 第15回 第1回-14回総合的討議(まとめテスト) |
授業方法 Class Method |
パワーポイントを用いた講義型授業 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
本講義は講義型のため、知識伝達型であるが、mwu.jpを用いたclassroomによる双方向講義 毎回の課題テストにおける自己学習にて課題発見、能動的学習を促す |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
本科目は2単位の科目であるため、平均すると毎回4時間の授業外学修が求められる。 「授業外学修課題」に取り組むことに加え、その回の授業の内容を丁寧に復習し、次回の授業に向けて予習をすること。 予習:教科書の次回の内容を精読する 復習:講義テーマの小レポートを実施(class room使用) |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度 各回の課題テスト 5点×12回=60点 自己学習まとめテスト12-14点×3回=40点 減点 欠席点(課題未提出)1回につき-8点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
課題試験はgooglefomeを利用し、正解やフィードバックは即座に行う。 誤答の多い問題は翌回にclass roomストリームで解説する。 |
教科書 Textbook |
公認アスレティックトレーナー 専門科目テキスト1 アスレティックトレーナーの役割/財団法人 日本体育協会/財団法人 日本体育協会 |
教科書コメント |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
・日本スポーツ協会 公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)必修科目です ・JAPO-ATを目指さない学生の受講も可能です。 ・特に体育科教員・スポーツ指導者を目指す学生、競技活動中の学生、スポーツ医科学研究者を目指す学生にとって役立つ内容です。 講義はclass room使用します。使用できるようにICTヘルプセンターや担任の先生に協力してもらって受講初日に間に合うように登録しましょう 初回授業から課題を実施します。初回授業までに本授業class roomに登録しガイダンスを受講してから 実施すること。 授業の課題は締め切り時間厳守とし、未提出・提出遅れはすべて受け取らず欠席扱いとなります。 課題のタイムスタンプはgoogle classroomに準じ、通信状況等遅れの理由は受け付けないので早めの提出を 心がけましょう 欠席は減点がありますので注意してください。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
アスレティックトレーナーとして日本代表チームへの帯同経験からアスレティックトレーナーの役割、社会とのかかわり、コンディション、スポーツ医科学の実際について現場に即した知見を提供します。 |
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