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年度 2021
科目名 疾病治療概論
担当者名 藤田 優一・布谷 麻耶・本間 裕子・清水 佐知子・早川 りか・岩﨑 幸恵・南口 陽子
単位 2
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科目目的
Course Objectives
看護実践を行う上で、治療の必要性や治療に伴う援助の方法を検討する上で必要となる患者の病態、診断、治療に関する基礎的知識基盤を構築することを目的とする。
到達目標
Class Goal
1.主な疾患の特徴を自分なりに整理して説明できる。
2.講義内容に基づいて各治療の特徴や留意点を抽出して、記述することができる。
授業内容
The Content of the Course
この科目では、疾患の特異な症状や経過に関する基礎知識獲得し、治療を受ける対象への看護援助を実施する際の根拠づけになるようにすると共に、医療職ではない対象や家族に対しての説明が可能となるように要約し、それぞれの疾病治療の要点が把握できるようにする。主には、がん、呼吸器系、運動器系、免疫系、脳神経系、循環器系、消化器系、内分泌系、腎・泌尿器系、血液系、生殖器系の疾患について、その病態ならびに診断・治療に関する基本的知識を体系的に理解するための講義を行う。
授業計画
Class Plan
第1回 病態生理学を学ぶための基礎知識1(病因、生活習慣、炎症)      [藤田優一]
第2回 病態生理学を学ぶための基礎知識2(感染、腫瘍、先天異常、死の定義)[藤田優一]
第3回 血液のはたらきと病態生理                                         [藤田優一]
第4回 循環のしくみと病態生理1                                          [藤田優一]
第5回 循環のしくみと病態生理2                                          [藤田優一]
第6回 免疫のしくみと病態生理、体液調節のしくみと病態生理               [南口陽子]
第7回 中間試験、生殖のしくみと病態生理                  [本間裕子]
第8回 消化・吸収のしくみと病態生理1                   [布谷麻耶]
第9回 消化・吸収のしくみと病態生理2                   [布谷麻耶]
第10回 内分泌・代謝のしくみと病態生理                             [藤田優一]
第11回 腎・泌尿器のしくみと病態生理                              [早川りか]
第12回 呼吸のしくみと病態生理1                        [清水佐知子]
第13回 呼吸のしくみと病態生理2、皮膚・体温調節のしくみと病態生理     [清水佐知子]
第14回 脳・神経、筋肉のはたらきと病態生理1                 [岩崎幸恵]
第15回 期末試験、脳・神経、筋肉のはたらきと病態生理2            [岩崎幸恵]
授業方法
Class Method
Google Classroomを使用した遠隔授業を中心に授業を行う。
毎回の授業後にGoogle Classroomで配信する小テストで理解度の確認を行う。
第7回は授業中に対面(大学内)で中間試験行う。
第15回の授業中に対面(大学内)で期末試験を行う。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:Google Classroomで配信する授業計画に書かれている教科書の章を事前に読んでから講義動画の視聴をしてください。
復習:講義動画の視聴後に教科書と配布資料で復習をしてから、Google Classroomで配信される小テストの回答をしてください。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:中間試験30点、期末試験30点、小テスト40点
小テストは講義動画で学習した上で、教科書と配布資料で復習した後に、スマートフォンまたはパソコンを使用してGoogle Classroom にて回答する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小テストのフィードバックはGoogle クラスルームにて行う。
中間試験および期末試験のフィードバックは、試験採点後に科目責任者の研究室にて説明を行う。
教科書
Textbook
病態生理学 疾病のなりたちと回復の促進[2] 第2版/田中越郎//医学書院
教科書コメント
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 人の生活を理解するための幅広い教養や基礎知識を身につけている。
1.知識・理解 1-2 生活者としての人を支援するために必要な専門的知識を習得している。
3.思考・判断 3-1 人の生活や健康を支える様々な要因(身体心理社会的)についての情報
 を収集し、分析することができる。
3.思考・判断 3-2 援助が必要な人の状態を明確にして、援助の根拠を特定することができ
 る。
3.思考・判断 3-3 生活および医療全般にわたって、その人に起こりうる事態を予測し、
 論理的思考力と的確な問題解決能力に基づいて、最善策を導き出すことができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
担当者は看護師として医療施設等での実務経験がある。
担当する講義に関する病態生理や治療の知識があり、それらの内容について実務経験も交えながら教授する。

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