シラバス参照

年度 2021
科目名 コミュニカティヴ・グラマーⅠ
担当者名 三宅 弘晃
単位 2
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
文法的に正確であることは、ビジネスの世界では特に高く評価され、信頼にもつながる。中学校、および高等学校で英語の語法や文法を学習してきたとはいえ、まだまだ英語がうまく使えない状況がある。この科目では、コミュニケーションにとって重要な文法項目を取り上げ、総復習を行い、基礎的文法力をより強固なものにするのが目的である。なお、本科目は、中学校教科英語を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能の全てにおいて必要な文法のセンスを磨き、具体的な言語使用の場面においてそれらを実際に活用できるようになる。教職課程履修学生は、学修内容を当該の中学校教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
中学校・高校で学習した文法を再整理するにあたり、基本5文型の復習から始める。中でも、苦手とする人が多い、第2文型(SVC)と第5文型(SVOC)について、特に重点的に取り上げる。以後、「主語」や「目的語」、「時制」や「相」といった、文法の核になる項目を順次復習していく。さまざまな状況における発話を取り上げ、ライティングやスピーキングの際に文法的な英文を作り出すための手助けを行う。
授業計画
Class Plan
授業では、以下の項目について取り上げる。

1 五文型(1)            
2 五文型(2)
3 主語になる名詞と名詞相当語句    
4 目的語になる名詞と名詞相当語句
5 補語になる名詞と名詞相当語句・形容詞と形容詞相当語句
6 Review 1                 
7 時制
8 相                 
9 助動詞
10 形容詞               
11 形容詞相当語句
12 副詞                
13 副詞相当語句
14 Review 2                 
15 到達度確認テスト

また、理解を確認するため、毎回key sentencesに関する小テストを行う。
授業方法
Class Method
指定したテキストを使い、各文法項目に関する解説(講義)と練習問題(演習)の両方を行う。また、key sentencesに関する小テストを毎回行う。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
PBL(与えられた文脈に対して適切な英語表現および使用を考える)
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習として、授業で取り上げるテーマや課題に関する準備を行い、復習として、授業において問題となった点について整理する。


教職課程履修学生は、中学教育実習での研究授業場面や卒業後の中学正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中学校教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:キーセンテンス小テスト30点、教科書課題(Exercises)10点、オンラインテスト5点、到達度確認テスト55点
オンラインテスト(6月実施予定)については、後日担当者より説明がある。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業中およびGoogle Classroomで講評をする。
教科書
Textbook
<I>Mukogawa English Grammar</I>/武庫川女子大学グラマーグループ/武庫川女子大学出版部
教科書コメント
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2-2 専門分野の英語を理解し、発信することができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents

シラバス参照