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年度 | 2021 |
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科目名 | 消費者・産業心理学 |
担当者名 | 安藤 明人 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
人々の消費行動における、意思決定に関わる社会心理学的メカニズムについて理解する。また、消費者行動に関連する組織、産業についても理解を深める。 |
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到達目標 Class Goal |
1.マーケティングの基本的な考え方を理解する。 2.消費者行動理解における心理学的観点からのアプローチの重要性を理解する。 3.心理学に限らず、関連分野にも視野を広げ多面的に消費者行動をとらえようとする姿勢を持つ。 |
授業内容 The Content of the Course |
消費者心理学は,心理学とマーケティングの両側面から消費者行動の説明・予測・コントロール を行おうとする学際的アプローチと実践的応用を特徴とする学問分野である。本講義では,現代社会の消費をめぐる,モノ・サービスを生産する企業側の立場と,それを消費する消費者の立場から,そのメカニズムを考える。さらに,近年,心理学的視点を取り入れた経済学の新しい領域として注目を集めている行動経済学的な考え方についても学習する。 |
授業計画 Class Plan |
1 消費者行動とは何か 第1回 消費者行動の定義と目的,消費者と生産者の関係の歴史 2 消費者行動への心理学的接近 第2回 消費者行動への心理学的接近1:購買意思決定 第3回 消費者行動への心理学的接近2:情報探索・処理 第4回 消費者行動への心理学的接近3:説得と態度変容1:説得的コミュニケーション 第5回 消費者行動への心理学的接近3:説得と態度変容2:要請承諾技法 3 消費者行動とマーケティング 第6回 マーケティングの基礎知識1:マーケティング・ミックス戦略 第7回 マーケティングの基礎知識2:マーケティングの手順 第8回 企業のブランド戦略 第9回 企業の価格戦略 第10回 企業の広告戦略 4 経済学の基礎 第11回 貨幣の機能と通貨 第12回 経済学の基本問題 第13回 需要と供給:価格の自動調整機構 5 行動経済学と消費者行動 第14回 心理学と経済学:行動経済学の成り立ち 第15回 行動経済学の基礎 |
授業方法 Class Method |
基本はオンデマンド型の遠隔授業である。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
授業動画を視聴後に,授業内容の重要ポイントに関する確認課題もしくはminute paperとして重要ポイントを文章でまとめる課題を毎回行い,提出する。 授業内容に関する質問については随時受け付け,必要に応じてフィードバックを行う。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
日頃から,新聞等で経済活動や消費行動に関係ありそうな記事に目を通したり,関連する書籍を読んだりしておくこと。テレビでは,『ワールドビジネスサテライト』(夜11時からテレビ大阪で放送)が経済関連のニュースをわかりやすく取り上げているので,見ることを勧める。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:毎授業後に提出する課題(5点×15回=75点) 中間課題(10点),最終課題(15点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
必要に応じて,翌週以降の授業でフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
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教科書コメント |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 心理学に関する基礎的知識を有している。 3.思考・判断 3-1 身の回りの様々な現象を分析的・論理的に考えることができる。 3.思考・判断 3-2 自立した女性として、自身のキャリアやライフスタイルを踏まえたライフデザインを行うことができる。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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