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年度 2021
科目名 高齢者の心理学
担当者名 田中 美帆
単位 2
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科目目的
Course Objectives
わが国では周知のとおり、急速な高齢化社会を迎えており、今後高齢期というものに対する世の中の関心はますます高まっていくことが予想される。高齢者の心理的特徴を概観した上で、高齢者の心理的問題について理解を深め、心理援助に関する基本的な知識を身につけることを目的とする。
到達目標
Class Goal
1.高齢者と若年者の心理・精神機能で共通するところと異なるところは、それぞれどんなところかを概ね理解する。
2.何らかの心理的問題を抱えた高齢者に対する心理援助の方法、種類などについて、簡単に説明できるようになる。
授業内容
The Content of the Course
本科目では、老年期の時期の発達的意味や心理的特徴について発達心理学やその他関連領域の知見をもとに幅広く学ぶ。また、加齢とともに生じる身体的機能や認知機能の変化や認知症、老年期の死に関する問題についても取り上げる。

授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス
第2回 生涯発達における老年期―発達心理学の歴史と基礎知識―
第3回 老いること―加齢と身体機能― 
第4回 認知機能①―知覚と注意―
第5回 認知機能②―記憶と学習―
第6回 感情と自己概念―パーソナリティと生きがい―
第7回 関係性の変化①―家族関係―
第8回 関係性の変化①―ソーシャルネットワークとサポート―
第9回 長生きすること―超高齢期―
第10回 心理的問題とその支援
第11回 認知症―理解とその支援―
第12回 老年期の死生観
第13回 看取ることー介護と死別ー
第14回 死にゆくことーエンド・オブ・ライフケア―
第15回 まとめ
授業方法
Class Method
遠隔オンデマンド型の授業形態で開講される。
授業時限にClassroomにアップされた講義ビデオとPDFの資料が配付されるので視聴する。
視聴後締切までに個人ワークを提出できれば出席となる。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
a4zvubt
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
各回授業に関する感想や疑問についてGoogleフォームに回答してもらい
次回授業冒頭でフィードバックを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画記載されているテーマおよび前回の授業で指示したキーワードについて事前に調べ
ておくこと。
復習:配布プリントを使って授業内容を復習し、自分なりの考えをまとめておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](58点)
・平常点(42点) 平常点等配点内訳:授業時に提示する個人ワーク (3点×14回)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
個人ワークへのフィードバックは次回授業で全体フィードバックを行う。
レポートへのフィードバックは個別に実施する。
教科書
Textbook
毎回資料のPDFを配信する。
参考書
Reference Books
よくわかる高齢者心理学/佐藤眞一・権藤恭之(編)/ミネルヴァ書房
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 心理学に関する基礎的知識を有している。
1.知識・理解 1-2 社会福祉学に関する基礎的知識を有している。
2.技能・表現 2-2 他者との円滑な関係を構築し、それを維持しながら多様な人々と協働することができる。
3.思考・判断 3-1 身の回りの様々な現象を分析的・論理的に考えることができる。
4.態度・志向性 4-1 社会の一員としての役割を見いだし、積極的に関わろうとする姿勢をもつ。
4.態度・志向性 4-2 さまざまな場面で直面する問題や困難に対応できる。
4.態度・志向性 4-3 人や社会と関わっていく上で必要とされる誠実性を有する。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents

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