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年度 2021
科目名 こども学演習Ⅰ
担当者名 西本 望
単位 2
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科目目的
Course Objectives
こどもにかかわることがら、たとえば基本的生活習慣、子育てと愛着性の形成など親子関係の成立、価値の形成と転換などにかかわる先行研究などの文献等を参考にしながら、こどもにかかわる種々の研究動向をみながらの研究の方策について理解してゆく。
到達目標
Class Goal
こどもおよび子育てにかかわる種々の研究動向をみながらの研究の方策について理解してゆく。
授業内容
The Content of the Course
こどもの基本的生活習慣の形成過程とそこでのつまずきや子育てと愛着性の形成と問題点などを学習する。さらに調査など研究方法についても解説する。各学生が参考とした文献から自分なりの工夫をした実験や調査による追検証等を行って、研究成果を発表・討論する。さらに、近接領域をも積極的に演習の題材として取り扱いたい。なお研究倫理教育の内容から、調査協力者への配慮や研究上の規範意識を活用することができる。
授業計画
Class Plan
1.当該授業についてのガイダンス
2.こどもにかかわる研究方法に関する基礎的理解
3.資料収集と調査・実験へのとりくみ
4.調査・実験にあたって倫理上配慮すべきことがらⅠ
5. 調査・実験にあたって倫理上配慮すべきことがらⅡ
6. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-1:親と子のきずな1関係の始まり
7. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-2:親と子のきずな2情動的支援と養育態度
8. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-3:親と子のきずな3新生児の能力
9. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-4:親と子のきずな4家族の誕生
10. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-5:親と子のきずな5親密性の始まり
11. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-6:親と子のきずな6絆の形成
12. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-7:低出生体重児の親子関係とリスク
13. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅰ-8:障がいを有すること親子関係
14. 文献や資料などの輪読・解釈、討議等Ⅱ-1:家庭教育をめぐる日本社会の現状
15. 結果報告、まとめ

 以上の内容を受講学生の志向性に応じて、可能な限り弾力的に行う予定である。
授業方法
Class Method
上記に示したように学生が自ら主体的に、文献や資料などの輪読・解釈、討議等をおこなう。状況に応じて、対面式(リアルタイムオンライン含め)とオンデマンドを併用して実施する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
学生の報告について、学生仲間および教員を交えた討議を行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
事前に提示された課題について、こなしておくこと。担当となった課題の箇所について、種々の専門用語等についても事前に調べておく。自ら設定した課題や授業内容についての省察をおこなうこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](50点)
・平常点(50点) 平常点等配点内訳:授業中への積極的な取り組み(発表・報告等を含む)と総括的なレポートを総合して評価する。いずれも基準60%に到達することが望ましい。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
当該授業の発表や報告については、観点別評価項目について授業中に口頭にて解説する。さらに各学生には、要請があれば、省察のための是正・改善の要請箇所の説明等を実施する。
教科書
Textbook
教科書コメント
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
授業で紹介された研究内容から連携の方策について検討する。
受講上の注意
Notices
授業では、ノート、筆記用具以外にレポート用紙など持参物を指示することがある。特別な配慮が必要なときは申し出ること(自己都合は不可)。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2-1 教育・保育を研究するために必要な能力を有し、新たな知見を学術的な観点から表現することができる。
3.思考・判断 3-2 教育・保育に関する課題解決に向けて、様々な情報を統合し、論理的で合理的な判断ができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents

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