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年度 2021
科目名 分子生物学特論
担当者名 伊勢川 裕二・大島 淳・渡辺 亮
単位 2
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科目目的
Course Objectives
分子生物学は、生命現象を分子レベルで見ようとする方法論を中心とした学問である。その方法論は分子栄養学や分子疫学といった各分野に広く利用され、生化学や免疫学においてはその根幹を成しています。そこで、分子生物学の方法論を学び、各研究分野にどのように応用していくのかを考えることを目的とする。
到達目標
Class Goal
分子生物学の概念とその方法論、特に遺伝子診断法、を理解し、関連する領域の論文等の情報を容易に活用できるようにすると同時に、各自の研究への応用できるようにする。
授業内容
The Content of the Course
オーソドックスな話題とトピックな話題を織り交ぜて、分子による生命現象解明に関しての知識を学び、分子生物学の方法論を理
解も進め、英文論文の読解と解説を行う。さらに、プレゼンテーションを行うことで、相互に討論する。
授業計画
Class Plan
授業計画
1. 分子生物学とは(1)。遺伝学からの発展(担当:伊勢川裕二)
2. 分子生物学とは(2)。生化学との融合(担当:伊勢川裕二)
3. 分子生物学とは(3)。方法論の発展(担当:伊勢川裕二)
4. 分子生物学の基本的な手法(1)。研究手法の原理(担当:伊勢川裕二)
5. 分子生物学の基本的な手法(2)。研究手法の進化と応用(担当:伊勢川裕二)
6. 分子生物学の基本的な手法(3)。遺伝子診断(担当:伊勢川裕二)
7. 分子生物学の基本的な手法(4)。遺伝子診断の実践と応用(担当:伊勢川裕二)
8. 遺伝子診断法の基礎(1)(担当:長浜バイオ大学・教授 大島淳)
9. 遺伝子診断法の応用(2)(担当:長浜バイオ大学・教授 大島淳)
10. iPS細胞の遺伝子診断(担当:京都大学 iPS細胞研究所・助教 渡邉 亮)
11. 代謝調節の分子生物学-脂溶性ホルモン-(1)(担当:伊勢川裕二)
12. 代謝調節の分子生物学-サイトカインと水溶性ホルモン-(2)(担当:伊勢川裕二)
13. 最新研究論文を読み解く(1)脂溶性ビタミンと発現調節(担当:伊勢川裕二)
14. 最新研究論文を読み解く(2)ポリフェノールと発現調節(担当:伊勢川裕二)
15. 最新研究論文を読み解く(3)免疫と発現調節(担当:伊勢川裕二)

※担当者の都合で順番が変更になることもある。
授業方法
Class Method
オーソドックスな話題とトピックな話題を織り混ぜて、分子による生命現象解明に関しての知識を学び、分子生物学の方法論の理
解も進め、英文論文の読解と解説を行う。さらに、プレゼンテーションを行うことで、相互に討論する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
-
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
分子生物学の基礎となる生命科学や遺伝学の総確認を行い、分子生物学への発展性や研究テーマへの応用性を確認しておく。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:プレゼンテーション50点、
小テスト40点、
授業への積極的参加度10点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
プレゼンテーションと小テストの評価を報告会ごとに行い、その都度、全体にフィードバックする。
教科書
Textbook
教科書コメント
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-2食べ物と健康との関係についての基礎的な専門的知識を身に付けている。
2.技能・表現 2-4ヒトと栄養との関係を研究するために必要となる基礎的な技能・表現力を身に付けている。
3.思考・判断 3-1健康や栄養・食に関する基礎的かつ専門的な情報を自ら収集する能力を身に付けている。
3.思考・判断 3-2情報収集によって発見された課題を自ら解決できる能力を身に付けている。
3.思考・判断 3-3科学的根拠に基づく生命科学的な課題解決の能力を身に付けている。
4.態度・志向性 4-2食物栄養学の基礎的で専門的な学習を通して、社会に貢献する自覚を身に付けている。
5.統合的能力 5-1基礎的な専門的知識・技術の統合を図り、管理栄養士として社会に貢献できる能力を身に付けている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents

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