シラバス参照 |
年度 | 2021 |
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科目名 | グラフィックデザイン基礎 |
担当者名 | 甲斐 隆浩 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
自身の持つ情報を、より直感的にわかりやすく視覚的に表現する力が、これからのプレゼンテーションやコミュニケーションにおいて求められている。 DTPなどグラフィックデザイン分野で、必要不可欠な技術となったコンピュータによるデザイン描画について、その基礎技法を習得する。DTP業界でデファクトスタンダードであるAdobe Systems社のIllustratorを用いた作品制作を実習し、その基礎制作手法を習得する。 |
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到達目標 Class Goal |
・イラスト、ロゴマーク、図面などの描画や、それを用いた広告物、ポスター、パッケージ、出版物、ノベルティーグッズなどの制作では、グラフィック制作ソフトが利用される。その代表的なソフトであるIllustratorを用いて、印刷物やWeb素材が制作出来るようになる。 ・基本的な操作方法からオリジナル作品制作まで実習し、視覚的な表現力や情報発信力を向上させる。 ・あわせてグラフィックデータの基礎知識(色モード、ベクターデータなど)が理解できるようになる。 |
授業内容 The Content of the Course |
Illustratorでの描画操作の実習から、オリジナル作品の制作を行う。 (※ライブ配信での遠隔授業に切り替わった場合には、Illustratorに類似したフリーウェアを、自宅のパソコンにインストールして実習する。) 初期は図形描画技法を実習し、オリジナルマークを制作する。 中期は文字・段落の表現技法を実習し、オリジナルCDラベルを制作する。 後期は立体表現やグラフ描画など発展的な制作手法を学び、オリジナルのカタログを制作する。 |
授業計画 Class Plan |
【授業回数】15回 第1回 イラストレータの概要と基本操作 第2回 図形・パスの描画・色の設定・線の設定 第3回 図形の変形・整列・合成・複製・パターン・シンボル(包装紙の制作) 第4回 パスの調整・アンカーとハンドル(アイコンの描画) 第5回 オリジナルマークの制作【小課題1】 第6回 写真の配置・クリッピングマスク 第7回 エンベロープ・文字のアウトライン化(ロゴの描画) 第8回 フォント・文字の編集・配置・間隔(雑誌表紙の制作) 第9回 段落スタイル・文字のレイアウト(雑誌紙面の制作) 第10回 オリジナルCDラベルの制作【小課題2】 第11回 グラデーション・不透明度・フェードアウト 第12回 3D効果・遠近グリッド・グラデーションメッシュ 第13回 表の作成・グラフの描画 第14回 オリジナルカタログ(フライヤー)の制作(1) 第15回 オリジナルカタログ(フライヤー)の制作(2)【総合課題】 |
授業方法 Class Method |
対面授業。 制作技術の講義に基づき、パソコン実習教室でデザイン描画を実習する。 コンピュータ実習を中心とした授業である。 学習内容をその場でコンピュータ上で実習し作品を制作する。 (※ライブ配信での遠隔授業に切り替わった場合には、Illustratorに類似したフリーウェアを、自宅のパソコンにインストールして実習する。) |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
1.共通教育科目では、科目担当者から「招待」を行わないため、履修することが決まっ た科目は、必ず学生自身で「参加」の登録を行う。 2.参加登録に必要なクラスコードは、共通教育サイト内の開講科目一覧表で確認する。 3.Classroomへの参加登録の遅れや失念は、課題等の未提出につながり、ひいては評価への影響などが懸念されるので、十分に注意する。 4.操作方法がわからない場合は、ICTヘルプデスクに問い合わせる。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
パソコンでの制作実習 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
mwu.jpのClassroomにて講義資料を配信する。 予習:Classroomに次回授業の予定を掲載する。関連範囲について参考書籍や参考サイトを閲覧し、概要を把握して来ること。 復習:講義内容についてClassroom上の模範作品を参考に、同等のデザイン制作が自身で出来るように技術を習得しておく。授業内で実習した作品を完成させ、成果物を提出する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加姿勢(20点)、小課題(20点×2回)、総合課題(40点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
課題について評価後、授業中に解説を行う。 また必要に応じ個別の評価ポイントをmwu.jpのClassroomで配信する。 |
教科書 Textbook |
mwu.jpのClassroomで講義資料を配信する。 |
参考書 Reference Books |
世界一わかりやすいIllustrator操作とデザインの教科書CC/CS6対応版/ピクセルハウス/株式会社技術評論社 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
パソコンの基本的な操作ができること。 生活環境学科と生活造形学科の学科専門教育科目の「CG基礎実習」と重複した内容が含まれています。 【重要】 2019年度より、共通教育科目では「授業公欠」の扱いを全廃し、共通教育の受験資格を変更している。これに伴い、授業では学修成果のアウトプットの回数を増やし、多面的な評価を行う方向に変えている。 このため、事前に分かっている欠席や体調不良等での突発的な欠席もありうることを踏まえ、安易に欠席しない受講態度が不可欠となる。 (詳しくは「共通教育サイト」を参照すること。) なお、学科の基礎教育科目、専門教育科目、および資格課程科目は従来通りの履修ルールで実施される。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
デザイン制作会社にて、広告やWebサイトの制作にあたる。広告制作の現状を踏まえたデザイン制作技術の授業を行う。 |
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