シラバス参照

年度 2022
科目名 英米文学入門
担当者名 山口 和夫
単位 2.0
履修便覧ページへ
★★「単位」には開講学年の単位が表示されています。★★
★★「単位」が「-(ハイフン)」で表示されている場合は各自の履修便覧で単位を確認してください。★★


科目目的
Course Objectives
[Mainstream]
英語圏の文学の諸相を概観し、それらの研究へと発展させていくための予備的学習を行う。本科目は、中高教科英語を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
[ACE]
This course surveys various aspects of literatures in English, preparing students for academic studies in this field.本科目は、中高教科英語を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
[Mainstream]
文学とその背景にある文化・社会との関係性を理解することを目標とする。なお、教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
[ACE]
The course aims to provide students with an understanding of literature and its cultural and social contexts.なお、教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
この授業では、英文学の主要作品をいくつか取り上げて、主に作家や作品のもつ個性的な要素と、その背後にある社会的な要素を軸に眺めてみる。二つの要素の関係が異なる作家の文学作品を通していかに表現され、反映されているのかを、時代による共通点や相違点を鑑みながら検討し、言語芸術としての文学のもつ性質についての理解を深める。
授業計画
Class Plan
第1回 イントロダクション イギリス文学の成り立ち
第2回 古典主義の詩と18世紀の文学
第3回 ロマン主義の詩と19世紀の文学
第4回 個性と伝統1 T.S.エリオットの詩
第5回 個性と伝統2 T.S.エリオットの伝統観
第6回 作者と読者 
第7回 中間試験/文学と神話 D.H.ロレンスの小説1
第8回 文学と社会 D.H.ロレンスの小説2
第9回 文学の技法1 ヴァージニア・ウルフの小説
第10回 文学の技法2 「意識の流れ」と話法について
第11回 比喩言語
第12回 文学の中の隠喩と換喩
第13回 文学と自然1 D.H.ロレンスの詩
第14回 文学と自然2 D.H.ロレンスの詩論
第15回 まとめと期末試験
授業方法
Class Method
取り上げる作品、資料の内容の和訳、要約、説明に関して、講義形式と双方向型授業を組み合わせて授業を行う。取り上げる作品、資料についての印象や感想を口頭や筆記で簡潔に述べる。



Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
css5lfn
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
資料についての感想や印象についてのグループによる意見の交換、和訳の検討。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:予習個所は授業時に指示する。授業で取り上げる作品、資料の抜粋を読んでおくこと。
復習:講義内容を復習し、事前に理解できなかった箇所については確認しておくこと。作品の他の部分、関連資料にも目を通し、抜粋を作品全体との関係において把握できるようにすること。
教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、中高教科の自主的教材研究に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳: 平常点等配点内訳:授業中に行う各種テスト40点、その他60点(提出物30点、授業への積極的参加度30点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
提出物については評価後、個別に返却、もしくは授業内容と重点的に関わる点について全体にフィードバックを行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
予習:授業で毎回取り上げる作品、資料は事前によく読んでおくこと。
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
初回の授業で受講上の決まりやルールについて説明するので必ず出席すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 欧米の文化や文学に関して幅広く正確な知識を持っている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

シラバス参照