シラバス参照 |
年度 | 2022 |
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科目名 | 指揮法Ⅰ(演奏学科) |
担当者名 | 髙谷 光信 |
単位 | 1.0 |
科目目的 Course Objectives |
音楽性豊かな表現をするための基本的な指揮法の習得を目的とする。 本科目は、中高教科音楽を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
指揮者と指導者の目線で楽譜を捉えて、それを伝える身体的表現を身につける。 教職課程履修学生は、学修内容を中高教科音楽の内容および教材に関連づけて主体的に探求する。 |
授業内容 The Content of the Course |
実際に教職現場や社会人のコーラス、吹奏楽、オーケストラ等、指揮をする場面は多数あり、音楽を専門で勉強した学生には指揮する機会が訪れることが多い。合唱の指揮を主眼として実習を行い、その技法を通して必要な理論、知識を深め、実践力を養う。この授業では基本的なバトンテクニックを理解して、いかにして楽曲の指揮をして音楽的表現をしていくのかを追求する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 はじめに (1)指揮について (2)指揮の必要性 (3)合唱と独唱・重唱の違いについて 第2回 基本的な指揮の知識 (1)腕、手、指の動きについて (2)指揮棒について 第3回 2拍子・4拍子と3拍子の振り方(基本形) 第4回 2拍子・4拍子と3拍子の振り方(アウフタクトとニュアンス指示) 第5回 6拍子の振り方(基本形) 第6回 6拍子の振り方(アウフタクトとニュアンス指示) 第7回 6拍子以外の複合拍子の振り方(基本形) 第8回 合唱の指揮について 息使い、フレーズの重要性について 第9回 歌詞の発音と指示 第10回 合唱指揮の実践 第11回 テンポ、リズム、歌い出しの指示について 第12回 各声部および伴奏とのバランス、伴奏者への指示について(基礎) 第13回 各声部および伴奏とのバランス、伴奏者への指示について(応用) 第14回 ニュアンス指示と左手の使い方(基礎/応用) 第15回 指揮実技試験の実施、レポート |
授業方法 Class Method |
楽譜の研究を行う。 ピアノを使用して指揮法を研究する。 模擬授業を実施する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
実習、ディスカッションおよび模擬授業 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
基本的な指揮技術の復習および、楽曲研究をすることによって授業への理解度を深める。 教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組む。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(70点) 最終授業における実技試験(30点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
最終授業時のレポートを実施後に総評としてコメントを発表する。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2.技能・表現 2-2 指導者・教育者として備えておくべき伴奏、合唱・合奏指導、指揮等の知識と技能を習得している。 3.思考・判断 3-2 自己および他者の演奏を客観的に聴き、評価する能力を有している。 4.態度・志向性 4-2 さまざまな感性を持った音楽関係者や社会と関わる上で必要なコミュニケーション能力を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
シラバス参照 |