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年度 2022
科目名 体力の測定評価演習
担当者名 武岡 健次
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
体力の構造や各体力要素の測定方法の基本について理解し、実際に測定ができる能力を涵養する。また、得られた測定結果を適切に評価し、それに基づいた運動処方やスポーツ指導ができる能力を身につける。
到達目標
Class Goal
1.形態測定の原理や方法を理解し、実際の測定ができる。
2.有酸素性および無酸素性能力の指標と測定方法を理解し、実践できる。
3.新体力テストと体力要素との関わりを理解し、実際に測定や評価ができる。
4.基礎統計を理解してデータを評価し、それに基づいた運動指導を行うことができる。
授業内容
The Content of the Course
スポーツ指導で合理的に競技力を向上させたり健康づくりのための体力向上を効果的に実現させるためには,指導対象者の体力や運動能力を十分に理解した上で運動プログラムの作成や指導方針を考える必要がある。
 本科目では体力の構成要素や体力測定の意義について理解し,学校教育現場をはじめ多くの体力測定で活用されている新体力テストの正しい測定方法並びに人体計測や身体組成の測定要領と測定方法も身につける。さらに,得られた測定結果を正しく分析・評価し,体育・スポーツ指導での活用の仕方について考える。
授業計画
Class Plan
1. 体力の構成要素と体力測定の意義について
2. 体力測定の評価について
3. 形態測定:長育の測定評価
4. 形態測定:幅育・周囲径の測定評価
5. 形態測定:量育測定(皮脂厚法とBI法による身体組成):測定原理と評価
6. 形態測定:量育測定(皮脂厚法による身体組成の測定評価)
7. 形態測定:量育測定(BI法による身体組成の測定評価)
8. 形態測定の体育・スポーツ現場での活用方法
9. 体力の測定評価:筋力,瞬発力,筋持久力
10. 体力の測定評価:柔軟性,敏捷性
11. 体力の測定評価:全身持久力
12. 高齢者の体力の測定評価:新体力テストについて
13. 高齢者の体力の測定評価:高齢者体験装具を装着し実施する。
14. 体力測定の体育・スポーツ現場での活用方法
15. 体育・スポーツ現場における体力測定評価のまとめ
授業方法
Class Method
ハイブリッド型で実施予定。
講義についてはオンデマンド型で実施する。
実技については対面で実施する。
1回目の授業は対面でオリエンテーションを実施する。
コロナ渦において臨機応変に対応する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
AB:5z3dcgq
CD:trnz32f
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループワーク
オンデマンド型の授業では、双方向に近づけるため、授業課題提出後の疑問点などはメールにて対応する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:次回の授業で扱う体力測定の要領について調べておくこと。
復習:各測定で得られた自己の結果を評価し,測定のポイントを整理しておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](80点)
・平常点(20点) 平常点等配点内訳:レポート 形態測定40点 体力の測定評価40点
授業への積極的参加度(20点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題・レポートに関しては、評価後、コメントを記載したものを授業もしくは研究室にて配布する。
課題提出、レポート提出後の疑問点などはメールにて対応する。
教科書
Textbook
健康運動実践指導者養成用テキスト/(財)健康・体力づくり事業財団/南江堂
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
他の健康運動実践指導者養成科目と併せて受講し資格取得を考えている学生は教科書の購入が望ましいと考える。本科目は演習科目のため,授業への積極的な参加を望む。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。
1.知識・理解 1-2 健康・スポーツに関する幅広い見識を得るとともに、体系的に整理・理解している。
2.技能・表現 2-1 健康・スポーツを実践・指導・管理するにあたり、基本的・専門的技能を有している。
2.技能・表現 2-2 知性・情操・徳性の涵養と、施すべき対象へのコミュニケーション能力を身につけている。
3.思考・判断 3-1 実践力を向上させるための、論理的・実証的に思考する能力を身につけている。
3.思考・判断 3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている。
4.態度・志向性 4-1 学修の価値を正しく評価し、国際的な視野に立ちながら常に向上的態度を保ち続けている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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