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年度 2022
科目名 保健体育科指導法(体つくり運動)
担当者名 五藤 佳奈
単位 1.0
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科目目的
Course Objectives
1.保健体育実技における体つくりの運動領域を指導する資質能力を修得する。
2.体力を高める運動と体ほぐしの運動について指導すべき内容と方法を身につける。
3.上記目的を踏まえ、保健体育科教育学の視点から全人教育推進に要する資質能力の向上に資する。
到達目標
Class Goal
学生は、下記目標に到達することにより、教職実践力を構成する授業力および指導力を高める。
①体つくり運動の目的を理解する。
②体つくり運動の示範能力を身につける。
③学習指導案を立案し、模擬授業が行える。
授業内容
The Content of the Course
体つくり運動では、体を動かす心地よさを味わい、日々の体調の変化や友達や仲間と交流する楽しさを味わうとともに、健康の維持増進や運動をするための基礎となる体力の要素やその高め方を理解すること、および運動する意欲の向上を図ることなどの学習を充実させ、心と体が一体であることに気付くことのできる資質や能力を高める。予め授業の中で「体ほぐしの運動」と「体力を高める運動」の種々の運動を確認する時間を設け、各自事前学習を行い指導法の学習および指導計画の立案・実践(模擬授業の展開)と通して、指導スキルの向上を目指す。模擬授業後は、指導側と受講側の双方の観点から指導に関するディスカッションを実施し、指導法に関する知識を獲得する。
授業計画
Class Plan
第1回:オリエンテーション
    教育や授業に関する基本的な考え方について解説する
    また、授業の進め方について説明する
第2回:学習指導要領の解説
第3回:体ほぐしの運動について
第4回:体の動きを高める運動について
第5回:授業シミュレーション
    グループ作成
第6回:模擬授業①(体ほぐし運動について)
第7回:模擬授業②(体の動きを高める運動について)
第8回:意見交換会
第9回:指導法試験①(体ほぐし運動について)
第10回:指導法試験②(体の動きを高める運動について)効率のよい組み合わせ<柔、巧>
第11回:指導法試験③(体の動きを高める運動について)効率のよい組み合わせ<力、持続>
第12回:指導法試験④(体の動きを高める運動について)バランスのよい組み合わせ
第13回:指導法試験⑤(体の動きを高める運動について)バランスのよい組み合わせ<発表会>
第14回:体つくり運動の指導に関するグループディスカッション
第15回:体つくり運動の指導に関するまとめ
授業方法
Class Method
少人数のグループを作り、模擬授業形式で授業を展開する。そのグループでは指導者役と生徒役を与えながら、実践に近い形で授業を経験させる。また、毎授業後に反省会を行い、授業研究の方法を学ぶ。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
新健3AB:45aa6bt
新健3CD:k2nra7y
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
実技科目、グループワーク
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:学習指導要領(保健体育編)の体つくり運動の領域について予め学習しておくこと。
復習:授業中に提示された留意点や重要なポイントはノートに整理し、自主的に発展・研究に努めること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](30点)
・平常点(70点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(20点)、指導案(20点)、指導実践(30点)
レポートは授業ノートの提出とする。                           実技は学科指定のジャージが望ましい。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
随時、全体もしくは個別にフィードバックを行う。
教科書
Textbook
授業中に適宜資料を配付する。
参考書
Reference Books
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 保健体育編/文部科学省/東山書房
学校体育実技指導資料 第7集 体つくり運動-授業の考え方と進め方-(改訂版)/文部科学省/東洋館出版社
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
1.授業は学科指定ジャージ着用のこと。
2.筆記用具を持ってくること。(ノートはA4サイズとする)
3.教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担任教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。
1.知識・理解 1-2 健康・スポーツに関する幅広い見識を得るとともに、体系的に整理・理解している。
1.知識・理解 1-3 健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。
2.技能・表現 2-1 健康・スポーツを実践・指導・管理するにあたり、基本的・専門的技能を有している。
2.技能・表現 2-2 知性・情操・徳性の涵養と、施すべき対象へのコミュニケーション能力を身につけている。
3.思考・判断 3-1 実践力を向上させるための、論理的・実証的に思考する能力を身につけている。
3.思考・判断 3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている。
3.思考・判断 3-3 指導現場においては、安全第一が基本であり、そのための状況判断を有している。
4.態度・志向性 4-1 学修の価値を正しく評価し、国際的な視野に立ちながら常に向上的態度を保ち続けている。
4.態度・志向性 4-2 高い倫理観に基づき、健康・スポーツ指導者・実践的リーダーとして、強い意欲と意志を持っている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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