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年度 2022
科目名 国語科教育法
担当者名 遠藤 純・山口 豊
単位 2
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科目目的
Course Objectives
小学校国語科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、基礎的な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身につける。
到達目標
Class Goal
(1)学習指導要領における小学校国語科の目標、内容および教育方法と評価について理解している。
(2)背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用できる。
(3)児童の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
(4)小学校国語科の特性に応じた情報機器および教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用できる。
(5)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成できる。
(6)模擬授業の実施とその振り返りを通して授業改善の視点を身につけている。
授業内容
The Content of the Course
授業の前半は小学校学習指導要領をしっかりと読み込み、内容、方法、授業構造、授業過程、授業計画、留意点、ICT機器などについての知識を身につける。
 後半は教材の特性に応じた学習指導案の作成について取り組み、具体的な教材を通して教育現場で活かせる指導力を養う演習を行なう。
 なお、毎回宿題として教育課題について自分の考えをA4一枚にまとめ、授業の最初に発表し、プレゼンテーション能力の向上を図る。
授業計画
Class Plan
第1回:学習指導要領を読む
第2回:国語の授業を始める前に教師がしておくべきこと 授業設計とは何か
第3回:音読について ICT機器の効果的な活用
第4回:初発の感想、語句・漢字チェックの在り方について
第5回:板書計画、ノート指導について
第6回:学習指導案の書き方 評価の観点について
第7回:学習指導案の作成手順について
第8回:文学教材の模擬授業①「おてがみ」の模擬授業
第9回:文学教材の模擬授業②「スイミー」の模擬授業
第10回:文学教材の模擬授業③「ごんぎつね」の模擬授業
第11回:文学教材の模擬授業④「注文の多い料理店」の模擬授業
第12回:説明文教材の模擬授業①「たんぽぽのちえ」の模擬授業
第13回:説明文教材の模擬授業②「すがたをかえる大豆」の模擬授業
第14回:言語教材の模擬授業①「ともこさんはどこかな」の模擬授業
第15回:授業のまとめと総括、教職ファイルへの記入
授業方法
Class Method
講義型、課題発見・解決型、双方向授業等を適宜組み合わせて行なう。
毎回授業の振り返りを提出する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
新教3AG  ⇒ zlsjlkr
新教3B  ⇒ nzexwfa
新教3C  ⇒ vcjn7p2
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
ディスカッションやグループワーク、プレゼンテーションを取り入れるほか、模擬授業を行うことで学生主体の授業形態とする。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習 事前に提示した課題を行なうこと。
復習 授業中に行なった課題や重要事項について理解を深めること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](40点)
・平常点(60点) 平常点等配点内訳:・学習指導案の提出(20点) 
・毎回の授業に提出するレポート(40点)

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
講義の最初に課題のポイントを解説する。
教科書
Textbook
小学校学習指導要領 (平成29年3月告示 文部科学省)/文部科学省/ 
小学校学習指導要領解説 国語編(平成29年6月 文部科学省)/文部科学省/ 
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
実践教材名は予定であり、受講生の要望等により変更することがある。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
2.技能・表現 2-1 教育・保育の実践を行うために必要な技能を有している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
学校現場で培った国語科教育に関する実践経験を基に、国語の授業の作り方について指導する。
教科書コメント

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