シラバス参照 |
年度 | 2022 |
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科目名 | 図画工作科教育法 |
担当者名 | 大畑 幸恵・鍬田 和見 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
小学校図画工作科における教育目標、育成を目指す資質・能力を理解し、学習指導要領に示された学習内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、基礎的な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身につける。 |
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到達目標 Class Goal |
(1)学習指導要領における小学校図画工作科の目標・内容および教育方法と評価について理解している。 (2)背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用できる。 (3)児童の認識や思考、学力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。 (4)小学校図画工作科の特性に応じた情報機器および教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用できる。 (5)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成できる。 (6)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身につけている。 |
授業内容 The Content of the Course |
図画工作の目標・内容および教育方法と評価について理解し、主体的に議論する。 制作活動への理解を深めるとともに、指導法や展開の方法について学び、授業設計に取り組む。 |
授業計画 Class Plan |
第1回:図画工作の内容とは ・共通事項と評価(担当:大畑・鍬田) 第2回:感性を育む表現活動 ・思考力、発想力、表現力(担当:大畑・鍬田) 第3回:造形遊びについて 第4回:造形遊びの展開と指導 第5回:発達段階と表現活動 第6回:年間指導計画の作成1・指導要領のよみとき・ICTの活用 第7回:年間指導計画の作成2・教科書等を調べ年間計画をたてる・グループで教材について話し合う 第8回:模擬授業を含めた鑑賞教育 ・インターネットで調べ学習を行い、プロジェクターなどを活用する。 第9回:絵に表す活動1 ・発想/構想のひろげ方 第10回:絵に表す活動2 ・混色やタッチであらわす絵画表現 第11回:絵に表す活動の展開と指導 ・鑑賞・指導方法と題材の展開について 第12回:立体・工作に表す活動1 ・素材や形からイメージをひろげて 第13回:立体・工作に表す活動2 ・道具を安全に効果的につかって 第14回:立体・工作に表す活動3 ・身近な素材を活用して 第15回:教材開発の方法とまとめ ・よりよい指導法について討論する 教職ファイルへの記入 |
授業方法 Class Method |
講義と実技を行う。 グループワーク(共同制作、小グループでのディスカッション)課題や、相互鑑賞による主体的な授業方法を一部に取り入れる。 カメラやタブレットを活用した模擬授業課題を実施する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
授業初回を迎える前までに自分のクラスのクラスルームへ登録してください。 新教3AG vws6pkz 新教3B h4nfp2y 新教3C 2rxjc6o 新教3DEF xcikpmc |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
実習、グループワーク(共同制作、ディスカッション)、ICT機器を活用した双方向型の模擬授業。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:レポート作成、制作活動のための素材及び用具等の準備、制作課題に対するイメージづくりなど。 復習:取り組んだ課題は、授業時間外に適宜手を加えて提出すること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](80点) ・平常点(20点) 平常点等配点内訳:単元ごとに提出するワークシート(20点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
作品やワークシートは評価後、授業中にコメントする。 作品については制作意図や工夫点を学生同士で批評し合い多様な見方・考え方について教員を交えて協議する。最終授業で全体に対するフィードバックを実施する。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
小学校学習指導要領解説 図画工作編(平成29年6月 文部科学省)/文部科学省/ 小学校学習指導要領解説 図画工作編 (平成29年3月告示)/文部科学省/文部科学省 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
欠席(公欠含む)の場合は、次の回までに授業内容や持参物の確認を友人に聞いて授業にそなえること。 パス、水彩絵具セット、色紙、その他廃材など必要な物品を事前に告知する。 一般的な材料や用具は、原則個人で用意。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2.技能・表現 2-1 教育・保育の実践を行うために必要な技能を有している。 3.思考・判断 3-2 教育・保育に関する課題解決に向けて、様々な情報を統合し、論理的な思考と理性的な判断ができる。 4.態度・志向性 4-2 教育・保育に関して、生涯にわたり学び、研究し続ける力を身につけている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
(大畑) 中学校・高等学校での美術指導経験や、幼児・小学生を対象としたワークショップ経験を元に、心豊かに創造するための作品制作指導にあたる。 (鍬田) 小学校図画工作科専科教諭・養護学校美術科教諭及び幼・小・中・高校の造形・図画工作・美術・芸術科指導主事を歴任、美術館におけるワークショップ等造形作家としての各種活動、各種教育研究会・研修会等の発表及び指導助言など。 |
教科書コメント |
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