| シラバス参照 |
| 年度 | 2022 |
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| 科目名 | 司法犯罪分野における理論と支援 |
| 担当者名 | 安田 潔 |
| 単位 | 2.0 |
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科目目的 Course Objectives |
司法・犯罪分野で働く公認心理師等の心理実務者の職務や倫理規範について理解を深める。犯罪・非行の諸理論を概観し、非行少年や犯罪者の心理的アセスメントについて学び、様々な矯正処遇法に関する基礎知識を身につける。 |
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到達目標 Class Goal |
１．犯罪・非行は、心理的・生物的・社会的な諸要因が複合して生じることを知り、諸理論の概要を理解する。 ２．犯罪・非行臨床における心理査定と矯正処遇技法の実践力の基礎を身につける。 ３．犯罪や非行に関わる諸機関の心理系専門職の実務や倫理を理解する。 |
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授業内容 The Content of the Course |
１．刑事司法手続における犯罪非行臨床の実務を知る。 ２．基本的な犯罪・非行理論を学び，事例を通して犯罪・非行を理解するために必要な知識および技術を身につける。 ３．犯罪非行臨床における処遇技法・支援の在り方を学ぶ。 |
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授業計画 Class Plan |
第1回 概説 犯罪・非行臨床の留意点（法令順守，倫理等） 第2回 刑事司法における心理専門職の実務 警察，裁判所，矯正施設，保護観察所などでの心理専門職の役割 少年鑑別所における心理専門職の実務（面接，心理テスト等） 第3回 犯罪観の変遷 古典学派，実証学派 第4回 (1) 犯罪の素因 知能，性格（パーソナリティ障害，サイコパス等） 第5回 (2) 犯罪の素因 精神疾患・身体疾患，睡眠と犯罪 第6回 (1) 発達障害・摂食障害・ひきこもりと犯罪・非行 第7回 (2) 発達障害・摂食障害・ひきこもりと犯罪・非行 第8回 家庭環境と犯罪・非行 第9回 精神分析の視点 アドラー派による犯罪・非行の理解（ライフスタイル） 第10回 環境・社会と犯罪 普通の人が犯罪者となる環境要因，性善説と性悪説， 第11回 少年非行・成人犯罪の特徴 非行少年における発達の観点，高齢・累犯受刑者の実態，矯正と福祉 第12回 (1) 各種犯罪（その原因と支援の在り方） 生命犯(主に殺人)・放火犯の心理 第13回 (2) 各種犯罪（その原因と支援の在り方） 性犯・薬物犯の心理 第14回 犯罪者の改善更生 犯罪者処遇モデルの変遷，認知行動療法等 第15回 まとめ |
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授業方法 Class Method |
対面授業で実施する。 原則講義形式で授業を進めるが，授業内容に応じて，新聞等で報道された実際の犯罪事件を取り上げ，実例に即して解説する。 |
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Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
hgo3n7e |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
犯罪者のケース理解等に関して，各自の見解を求め，それに基づいて検討する機会を設ける予定である。 |
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準備学習（予習・復習等） Review and Preview |
刑事司法手続や犯罪・非行の動向等について不明の点は，「犯罪白書」を適宜参照して補うこと。 その際は，大項目主義の辞典として 日本犯罪心理学会 (編)「犯罪心理学辞典」（2016年，丸善出版）が比較的使いやすい。 |
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評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](70点) ・平常点(30点) 平常点等配点内訳: 適宜実施するレポートの内容や提出状況等から授業への積極的関与度を総合的に評価する。 |
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
課題・レポートを課した場合は，評価した後，授業中に結果を含めて補足説明する。 |
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教科書 Textbook |
授業内容のレジュメを配布する。 |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
該当なし |
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受講上の注意 Notices |
特にない。 |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
１．知識・理解 1-1 保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働分野等における心理的援助に関する様々な理論や専門的知識を習得している。 １．知識・理解 1-2 保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働分野等の関連分野についての法律・制度、職業倫理についての知識を有している。 １．知識・理解 1-3 臨床心理学関連領域の専門的知識および基礎的な医学知識を有している。 |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
| シラバス参照 |