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年度 2022
科目名 論理的思考論
担当者名 布谷 麻耶・浅野 浩子・松井 菜摘
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
この科目では論理的な問題解決法について学習するとともに、看護研究における概念枠組みやサブストラクションについて理解し、演繹的および帰納的な論理展開の基礎を学習することを目的としている。
到達目標
Class Goal
1.4つの思考スタンス、論理的な問題解決法について説明できる。
2.看護研究における概念枠組み、サブストラクションについて説明できる。
3.看護研究論文を論理的、批判的に吟味できる。
授業内容
The Content of the Course
現象を捉える視点として論理的な思考となる4つの思考スタンスについて学び、論理的思考を用いた問題解決の実際を検討する。看護研究における概念枠組みやサブストラクション、看護研究論文を論理的かつ批判的に吟味する視点を学び、実際に量的・質的研究論文を批判的に吟味する。
授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス・論理とは                       [布谷 麻耶] 
第2回 論理的思考を用いた問題解決の基本となる4つの思考スタンスとは  [布谷 麻耶]
第3回 論理的な文章を書くには                      [布谷 麻耶]
第4回 文章を磨くリバイズとは                      [布谷 麻耶]
第5回 論理的思考を用いた問題解決の実際の検討              [布谷 麻耶]
第6回 論理的思考を用いた問題解決の実際の発表              [布谷 麻耶]
第7回 サブストラクションとは                      [布谷 麻耶]
第8回 論文を用いたサブストラクションの検討               [布谷 麻耶]
第9回 研究論文の批判的吟味の視点とは                  [布谷 麻耶]
第10回 1)量的な研究論文の批判的吟味の視点                [松井 菜摘]
第11回 2)演繹的な論理展開を中心とした看護研究論文の批判的吟味      [松井 菜摘]
第12回 3)演繹的な論理展開を中心とした看護研究論文の批判的吟味    [松井 菜摘] 
第13回 1)質的な研究論文の批判的吟味の視点         [浅野 浩子]
第14回 2)帰納的な論理展開を中心とした看護研究論文の批判的吟味    [浅野 浩子]
第15回 3)帰納的な論理展開を中心とした看護研究論文の批判的吟味    [浅野 浩子]
授業方法
Class Method
対面での講義形式(双方向的授業、積極的な討論を含む)
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
ディスカッション、プレゼンテーションを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
授業の予習、復習として看護実践上のさまざまな課題・問題をどのように解決しているか、臨床での問題解決方法を批判的に吟味し、論理的思考法を活用して改善策を考えてみる。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点(40点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度 30点
ミニ課題 10点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題レポートにコメントし、評価後、講義時に学生に返却し、フィードバックする。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
デキる看護師の思考法 問題解決型スキルで看護現場を変革する 2012/田中智恵子、田中伸明、秋野純子/日本医療企画
看護における理論構築の方法 2008/中木高夫、川崎修一訳/医学書院
看護学生が身につけたい論理的に書く・読むスキル 2018/福澤一吉/医学書院
看護現場で役立つ文章の書き方・磨き方 論理的に伝える技法/因京子/日本看護協会出版会
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
講義形式ではあるが、受講生の日々の問題・課題について積極的な授業への参加を期待する。
参考文献は授業中に適宜紹介する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
【看護学研究コース】
3.思考・判断 3-1 臨床現場で生じている課題を科学的・論理的思考に基づいて解決する
 方法を見出すことができる。
4.態度・志向性 4-1 看護実践、看護教育、看護研究の発展に寄与するように、自らの実践
 を向上していくことができる能力を身につけている。

【看護学研究保健師コース】
3.思考・判断 3-1 臨床現場で生じている課題を科学的・論理的思考に基づいて解決する
 方法を見出すことができる。
4.態度・志向性 4-1 看護実践、看護教育、看護研究の発展に寄与するように、自らの実践
 を向上していくことができる能力を身につけている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
担当教員はそれぞれ、看護師、助産師、保健師の実践経験を有し、研究活動を行っている。それらの実績を生かした授業展開を行う。
教科書コメント

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