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年度 2022
科目名 公衆衛生看護学実習Ⅱ
担当者名 金谷 志子・和泉 京子・松井 菜摘・枝澤 真紀
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
郡部にある実習地域の健康課題をふまえた保健活動の展開を行い、健康課題の解決に向けた地域特性をふまえた保健活動の実施・評価ができる能力を養う。保健活動を通して郡部における文化や生活を学び、都市部の保健活動との相違点、共通点、普遍的な公衆衛生看護活動と地区特性に応じた保健活動のあり方を探求する。
到達目標
Class Goal
1.郡部にある実習地域の健康課題をふまえた保健活動の展開を行い、健康課題の解決に向けた
地域特性をふまえた保健活動の実施・評価ができる。
2.個別への支援を積み重ねることにより地域住民が抱えるニーズや健康課題の実際を学び、
 集団、地域への支援を探求できる。
3.保健活動を通して郡部における文化や生活を学び、都市部の保健活動との相違点、共通点、
 普遍的な公衆衛生看護活動と地区特性に応じた保健活動のあり方を探求できる。
授業内容
The Content of the Course
公衆衛生看護学演習Ⅱにおいて明らかにした実習地域の健康課題をふまえた保健活動の展開を行い、健康課題の解決に向けた地域特性をふまえた保健活動の実施・評価ができる能力を養う。個別への支援を積み重ねることにより地域住民が抱えるニーズや健康課題の実際を学び、集団、地域への支援を探求する。保健活動を通して郡部における文化を学び、都市部の保健活動との相違点、共通点、普遍的な公衆衛生看護活動と地区特性に応じた保健活動のあり方を探求する。
授業計画
Class Plan
1週目
(1)実習場所でのオリエンテーション
 実習計画に沿って実施する。
(1)個別援助活動(家庭訪問、集団健診における健康相談等)を実施する。
 家庭訪問…見学訪問(1事例)として、保健師の訪問を理解するために保健師の訪問に同行し
 見学する。
 学生主体訪問または単独訪問(3事例以上)実習計画にそった対象選定を行う。
 乳幼児健診…事前に問診表と流れを確認し、対象者に同行し健診の流れを見学した後に問診を
 主体的に行う(1-2事例)。
 その他保健事業…準備、実施カンファレンスを通して対象者および事業の流れと位置づけ、
 保健師の役割を学ぶ。
(3)地域の関係機関の把握を行い活動の実際を知る。
 地域における保健・医療・福祉の関係機関との連携調整の実際について学ぶ。
(4)実習地域において収集した情報を追加して健康課題、計画を修正する。
2週目
(1)個別援助活動(家庭訪問、集団健診における健康相談等)を実施する。
(2)集団援助活動(グループ活動等)を実施する。
 グループ活動等…住民組織、セルフへルプグループ等の役割やそれぞれの活動内容を理解する。
(3)地域の関係機関の把握を行い活動の実際を知る。
(4)保健活動を通して郡部における文化を学び、都市部の保健活動との相違点、共通点、普遍的な
 公衆衛生看護活動と地区特性に応じた保健活動のあり方を探求する。
(5)実習を通して学んだことを実習計画に照らし合わせて評価、考察を行い、まとめを作成する。
(6)まとめを実習報告会で発表する。
授業方法
Class Method
対面型授業
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
R4保健師コース2年生
v76ram7
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
ディスカッション・グループワーク・プレゼンテーション・フィールドワーク
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
実習前
①公衆衛生看護科目および関連科目の復習をする。
②明確化した健康課題に対して、実習中の目標、計画を立てる。
③家庭訪問、健康教育、保健事業への参加等を盛り込んだ実習予定表を作成する。
④実習市の各領域の社会資源、保健体系についてノートに整理し提出する。
⑤事前の技術演習を自主的に計画し、事前に担当教員に申し出る。
実習中
①実習記録を整理する。
②健康課題、計画の修正を行う。
③家庭訪問の対象者への支援に必要な情報収集、関係機関連絡、マネジメントを行う。
④まとめ作成の準備を行う。
実習後
①実習記録を整理し、不足している学習を適宜行う。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:出席状況 10点、事前学習10点、実習態度10点、事業等参加状況20点、実習記録20点、カンファレンス参加状況 10点、地域診断まとめ20点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題は授業中にフィードバックを行う。レポートは評価後、授業中に解説を行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
兵庫県朝来健康福祉事務所・朝来市または養父市に出向き実習を行う。
受講上の注意
Notices
実習開始前に伝える。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
【看護学研究保健師コース】
1.知識・理解 1-1 専門領域における幅広い専門知識と理解力を身につけている。
2.技能・表現 2-1 看護の臨床現場で生じている課題の解決・改善に向けての研究を実施
 し、公表できる。
2.技能・表現 2-2 保健師として、複雑困難化している健康問題へ対応できる。
3.思考・判断 3-1 臨床現場で生じている課題を科学的・論理的思考に基づいて解決する
 方法を見出すことができる。
4.態度・志向性 4-1 看護実践、看護教育、看護研究の発展に寄与するように、自らの実践
 を向上していくことができる能力を身につけている。
5.多職種間連携能力・保健行政参画力 5-1 人々の健康を支える専門職や地域住民のチーム
 において、メンバーシップを発揮するとともに、リーダーとして、メンバーの役割を尊重し、
 メンバー間の協働や連携を促進することができる。
5.多職種間連携能力・保健行政参画力 5-2 地域の健康課題を解決する方策を探究し、施策
 の企画、立案、実施及び評価を行うことができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
行政で保健師として勤務。保健師活動の現場で培った経験をもとに公衆衛生看護について教授する。
教科書コメント

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