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年度 | 2022 |
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科目名 | 英語圏の文学・文化 |
担当者名 | 松原 陽子 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
英語圏の代表的な文学作品について学び、その作家や作品が生まれた時代および文化的背景などについて理解を深めることを目的とする。 |
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到達目標 Class Goal |
アメリカ文学およびアメリカ文化についての知識を身につける。 人間の普遍性と多様性について理解し説明することができる。 |
授業内容 The Content of the Course |
アメリカ文学の代表的な作品を時代順に取り上げ、その作品の特徴や時代背景について学び、アメリカの歴史・文化・社会についての理解を深める。取り上げる作品は以下の4つ小説である。 ・ハリエット・ビーチャー・ストウ『アンクル・トムの小屋』(Harriet Beecher Stowe, Uncle Tom’s Cabin, 1852) ・マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(Mark Twain, Adventures of Huckleberry Finn, 1885) ・F・スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(F. Scott Fitzgerald, The Great Gatsby, 1925) ・トニ・モリスン『ビラヴィド』(Toni Morrison, Beloved, 1987) |
授業計画 Class Plan |
1. イントロダクション:授業の進め方と研究倫理について; 「アメリカ文学」とは何か 2. 19世紀アメリカ・ロマン主義① : 19世紀前半のアメリカ文学史概観 3. 19世紀アメリカ・ロマン主義② : ストウと『アンクル・トムの小屋』について 4. 19世紀アメリカ・ロマン主義③ : 『アンクル・トムの小屋』を読む 5. 第1回復習テスト(19世紀アメリカ・ロマン主義) 19世紀リアリズム①:19世紀後半のアメリカ文学史概観 6. 19世紀リアリズム②:トウェインと『ハックルベリー・フィンの冒険』について 7. 19世紀リアリズム③:『ハックルベリー・フィンの冒険』を読む 8. 第2回復習テスト(19世紀リアリズム)、前半のまとめ、期末レポートについて 9. 20世紀ロスト・ジェネレーション①:20世紀前半のアメリカ文学史概観 10. 20世紀ロスト・ジェネレーション②:フィッツジェラルドと『グレート・ギャツビー』について 11. 20世紀ロスト・ジェネレーション③:『グレート・ギャツビー』 12. 第3回復習テスト(20世紀ロスト・ジェネレーション) 現代アメリカ黒人文学①:アメリカ黒人文学史概観 13. 現代アメリカ黒人文学②: モリスンと『ビラヴィド』について 14. 現代アメリカ黒人文学③: 『ビラヴィド』を読む 15. 第4回復習テスト(現代アメリカ黒人文学)、後半のまとめ 授業内容および進度は、状況により変更の可能性もある |
授業方法 Class Method |
オンデマンド型。 毎回の授業ごとに課す授業内容に関する課題の期限までの提出をもって出席とする。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
共通教育科目のクラスコードは、共通教育サイトに一覧掲示する。 抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。 科目担当者からの招待は行わない。 ◆共通教育サイト https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
・授業ごとに課された課題に各自で取り組み期限までに提出する。 ・期末レポートに向けて、授業内で扱う小説を含む指定の作品群から、各自で作品を一つ選択し、自律的に読み進める。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
・予習・復習には、「参考書」欄にあげた図書以外にも、図書館所蔵の関連図書を活用してほしい。 予習:事前に配布される資料には必ず目を通す。授業内容および授業計画に記載されている内容・キーワードについて事前に調べておく。 復習:毎回の提出課題、また一作品終えるごとに課される復習テスト課題(計4回)に向けて、毎回の講義内容はノートなどにまとめておく。授業で取り扱った作品や事柄について、各自の関心にしたがって調査し、理解を深める。 ・期末レポートに向けて、指定の作品群から選択した作品を計画的に通読する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業ごとの課題2点×15回=30点 復習テスト10点×4回=40点 期末レポート30点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
授業ごとの課題および復習テストは、必要に応じて次の回の授業で全体に対するフィードバックを行う。 期末レポートは、必要に応じてコメントを付し、成績発表日までにClassroomを通じて返却する。 |
教科書 Textbook |
Classroomを通じて適宜資料を配布する。 |
参考書 Reference Books |
The Norton Anthology of American Literature/Nina Baym et al eds./W.W. Norton & Co. 『アメリカ文学のミニマム・エッセンシャルズ』/丹羽 隆昭 他 編著/大阪教育図書 『アメリカ文学入門』/諏訪部浩一他 /三修社 『深まりゆくアメリカ文学:源流と展開』/竹内理矢・山本洋平編著/ミネルヴァ書房 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
・初回に授業の進め方などについて説明するので、履修を考えている場合、必ず第1回目の授業を視聴すること。 ・提出課題は締め切り厳守とする。期限を過ぎての提出物は、評価の対象外とする。特に、出欠確認を兼ねた課題は、期限を過ぎての提出は「欠席」扱いとなるので注意すること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 欧米の文化や文学に関して幅広く正確な知識を持っている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
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