シラバス参照 |
年度 | 2022 |
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科目名 | ヒューマンスキル入門 |
担当者名 | 谷口 節子 |
単位 | 2 |
科目目的 Course Objectives |
ヒューマンスキル(対人能力)を高めていくためには、自分自身を知ることが大切である。いろいろな自分と出会い、多くの発見を重ねながら、さらに魅力的な自分を創造していくことを目的にする。 |
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到達目標 Class Goal |
・他者との相互作用を通して、コミュニケーション・スキルが向上する ・それによって、他者との関わりに自信をもてるようになる ・決まりきった答えのない事柄に取り組んでいくので、考える力が高まる ・以上が基軸となるが、そのほかにも感情をコントロールする力、目標設定力、マナー等を身につけていくことができる |
授業内容 The Content of the Course |
前半は、他者との出会いを発展させていくために必要なことは何かについて、体験を通して考えていく。そして、人と上手に付き合うためには、人から好感を持たれることが必要であることを確認する。 中盤に社会人をゲストとして招き、社会で必要とされるヒューマンスキルについての体験談発表を聞き、質疑応答によって、理解を深める。 後半は、様々な視点から自分を見つめ、パーソナリティの成長を図るための自分の課題について考え、今以上に好感を持たれる、魅力的なパーソナリティの創造に取り組む。 |
授業計画 Class Plan |
【授業回数】15回 第1回 オリエンテーション 〜他者と出会い、スムーズにその第一歩を踏み出していくためのポイントに気づく 第2回 人が親しくなる要因とは 〜他者との出会いを実らせるために必要な親近感について理解する 第3回 社会人へのパスポート 〜人間関係には摩擦が生じる。摩擦を減らす潤滑油について考える 第4回 相手の心を開くストローク 〜他の人の価値や存在を認めるための働きかけを学ぶ 第5回 パーソナリティとは 〜パーソナリティの構成要素について考える 第6回 他者の目を通して自分を考える 〜他者が自分をどう見ているかを考えることで、自分のパーソナリティを客観的に捉える 第7回 ゲストスピーカーの体験談発表(予定) 〜社会人をゲストとして招き、仕事におけるヒューマンスキルの重要性を再確認する 第8回 パーソナリティの構成要素① 〜ヒューマンスキルを高めるいろいろな“能力”について考え、自分の強み・弱みに気づく 第9回 チャレンジ目標の設定 〜ヒューマンスキルを高めるためのチャレンジ目標を設定し、その実行に取り組む 第10回 パーソナリティの構成要素② 〜自分を支えるポジティブな“感情”を育んでいくことが幸福につながることを理解する 第11回 感情のコントロール 〜不快な“感情”から逃れるための望ましい方法を考える 第12回 ABC理論 〜マイナスの“感情”をプラスに転換していく、効果的な感情のコントロールの方法を身につける 第13回 パーソナリティの構成要素③ 〜対人関係を円滑にしていくための“価値観”の質を高めていくことの大切さに気づいていく 第14回 パーソナリティの構成要素④ 〜よりよい対人関係を築いていくための自分の“欲求”を知り、その実現を考える 第15回 パーソナリティの成長 〜パーソナリティの成長とはどのようなことかを考え、これからの自分の課題を整理する |
授業方法 Class Method |
・オンデマンド型で実施。授業時限に Classroom に UP された講義内容(PDFファイル等)を確認し、締切までに課題を提出 ・第7回にゲストスピーカーを招聘し、社会人としてのコミュニケーションの体験談をお聞きし、質疑応答の時間を設ける。そのため、この回に限り、Zoomによるオンタイムのライブ授業とする。 ・ゲストスピーカーの体験談発表は、現時点では第7回で確定ではなく、多少前後する場合がある。 ・授業時間とは別に、希望者に対してはZoomにて受講者同士の交流会を開催も検討 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
共通教育科目のクラスコードは、共通教育サイトに一覧掲示する。 抽選終了後、受講が決まった科目のクラスコードを確認しClassroomへ入室すること。 科目担当者からの招待は行わない。 ◆共通教育サイト https://kyotsu.mukogawa-u.ac.jp/index.html |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
・オンデマンド型の授業ではあるが、必ず個人ワークの時間をとり、自分を見つめ直し、自分との対話を行う ・授業における気づきの一部をクラス全体で共有し、相互啓発を促進していく双方向型授業とする |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:次回授業で考えるテーマの一部を授業中に予告するので、それについての自分の関心を高めてくること。 復習:授業で学習したことや気づいたことを日常生活で実践してみる。それによって学習内容の納得感や実感が深まる。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:コミュニケーションシート・・・5点×12回=60点 ミニレポート・・・10点×2回=20点 最終回の講義全体の気づき20点×1回=20点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・コミュニケーションシートに書かれている高いレベルの気づきは授業で共有する。それによって、自分の気づきレベルをアップさせる ・コミュニケーションシート、ミニレポートの評価ポイントは提出日以降に、クラスルームより明らかにする |
教科書 Textbook |
適宜プリントやワークシートを配付する。 |
参考書 Reference Books |
自己発見の心理学/国分康孝/講談社現代新書 感情マネジメント-アサーティブな人間関係をつくるために-/リン・クラーク/東京図書 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
実社会では、新入社員から管理職まですべての階層においてヒューマンスキルが求められている。教育コンサルタントとして、社会人の人材育成に携わっている経験を活かし、社会で求められるヒューマンスキル獲得を支援する |
教科書コメント |
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