シラバス参照 |
年度 | 2022 |
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科目名 | 教職入門 |
担当者名 | 中山 大嘉俊 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
1.中高教員または栄養教諭として必要な資質能力や基礎的知識について講じる。 2.特に教職の意義および役割、職務内容についての理解を深める。 3.教育への理解と教職への関心を高め、進路選択における主体的な夢を喚起し、以後の学年次の 教職課程履修への自覚と意欲を高揚させる。 |
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到達目標 Class Goal |
①教職全体について総合的に理解し、4年間の大学生活および教職課程履修について、学ぶ意欲と 計画性を高める。 ②教職の意義や教員の果たす役割を理解し、教職を志す意識を明確にもつ。 ③明確な教員像をもつことができるよう、教員の職務内容は校務分掌に基づき分担され、学校が組 織として機能していることを理解する。 |
授業内容 The Content of the Course |
公教育の目的とその担い手である教師の役割を主なテーマとし、今日の学校教育が果たすべき課題や抱える問題に対して、教師にはどのような役割が求められており、どのような資質能力が必要とされているのかを理解する。教員のキャリアステージに沿って、自己マネジメントや組織マネジメントについて考える。さらに、学校の担う役割が拡大・多様化する中で、学校内外の専門家やステークホルダーと、いかに連携・分担して対応しているか、また対応すべきかを検討する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション:授業の概要 第2回 教職について:公教育について 第3回 今日の教育課題:学校の現状・教員への期待 第4回 学校教育の仕組み:教員養成・学校組織等について 第5回 教師の職務Ⅰ:担任業務(生徒指導、学級運営) 第6回 教師の職務Ⅱ:教員研修の意義と資質向上 第7回 教師の服務Ⅰ:教員に課せられる服務上の義務 第8回 教師の服務Ⅱ:教員に課せられる身分上の義務 第9回 事例研究Ⅰ:学習指導① 授業について 第10回 事例研究Ⅱ:学習指導②アクティブラーニングについて 第11回 事例研究Ⅲ:生徒指導①生徒の問題行動と生徒理解 第12回 事例研究Ⅳ:生徒指導②支援が必要な生徒 第13回 事例研究Ⅴ:学級指導の実際について 第14回 事例研究Ⅵ:教職について 第15回 まとめ:今後の展望 |
授業方法 Class Method |
・講義・グループワーク・発表の場面を作る。 ・まとめと振り返りの時間を作る。 ・状況に応じて、必要により遠隔でも講義を行う。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
・クラスルームのコード qaeoiwr(キュー エイ イー オー アイ ダブル アール) |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
・班・グループワークでの討議とまとめ ・代表者、もしくはグループ全員での発表と交流 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
・メディアのニュースや新聞記事など日常の教育問題に関心を持つようにする。 ・教育書や他の講義内容と関連を持って学ぶ。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:各授業について、小レポート(70点)、実践実践・発表、予習も含む授業への積極的な参加度等から等から評価する(15点)、まとめのレポート(15点) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・よいレポートの事例を全体に紹介し、次からのレポート作成の参考にできるようにする。 ・発表・演習等については、担当者からの評価に加えて相互評価を行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
Ⅰ 教員としての使命感・責任感を自覚し、生徒への教育的な愛情を発揮する。 Ⅱ 学校教育および教職に関する基礎的知識・理論を修得し、教職実践と関連づけて理解する。 Ⅷ 教職実践と関連づけて、自らの課題を認識・発見し、探求し続ける。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
小学校、教育委員会(3回、計11年)で勤務。教頭(2校6年、校長3校12年)等の学校現場での経験を基に教職とは何か、自分は何ををすべきか等について指導・助言する。 |
教科書コメント |
シラバス参照 |