シラバス参照 |
年度 | 2023 |
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科目名 | 卒業研究ⅠA |
担当者名 | 加藤 丈太郎 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
3年次より所属する系とは関係なく、各学生が自分の興味・関心のある分野を選び、ゼミ形式で研究を進める。 |
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到達目標 Class Goal |
専門分野に関する基礎的知識を身につけ、グローバルな舞台で積極的に挑戦する素地を得る。 |
授業内容 The Content of the Course |
・自らが卒業研究として研究したい内容を発表する。 ・インタビュー技法を学ぶ。 ・インタビューを実施する。 (担当者3-4名で、インタビュー質問項目の作成、当日のインタビュー、テープ起こし(英語は日本語訳で可)、データ分析を分担・協力して進める。) ・インタビュー技法を体得する。 |
授業計画 Class Plan |
1 ゼミ紹介、【ミニ講義】研究倫理教育 2 【スタディスキル】書籍の読み方(記録の付け方、引用の仕方) 3 【スタディスキル】プレゼンテーションの方法(構成、ビジュアル) 4 【ミニ講義】インタビューとは何か 【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(2名) 5 【ミニ講義】構造化インタビュー 【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(2名) 6 【ミニ講義】半/非構造化インタビュー【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(2名) 7 【ミニ講義】対象の選定・コンタクト 【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(2名) 8 【インタビュー実践】日本語でインタビューを行う(3名) 9 【ミニ講義】テープ起こし 【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(2名) 10 【ミニ講義】データ分析 【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(2名) 11 【インタビュー実践】日本語でインタビューを行う(3名) 12 【ワーク】自らが研究してみたい内容の紹介(3名+予備枠) 13 【インタビュー実践】日本語or英語でインタビューを行う(4名) 14 【スタディスキル】レポートの書き方―完成形をイメージしよう 15 【インタビュー実践】日本語or英語でインタビューを行う(3名) *ミニ講義は40分、ワークは50分を想定 |
授業方法 Class Method |
・受講者を主体として進める。 ・【ミニ講義】・【スタディスキル】では、教員による講義の後、グループワークを通じて、スキルを体得する時間を設ける。 ・【ワーク】は全てゼミ生主導で進める。毎回、ゼミ生が交代で進行役を務める。 ・【インタビュー実践】では、教員がインタビュー対象者を紹介した後は、担当のゼミ生(3-4名)が全て進行する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
act5loa |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
・グループワーク(ミニ講義の後に行う) ・個人発表への質問(全員がなんらかの質問をし、発表者の研究を発展させることが求められる) ・インタビュー実践 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
●予習 ・「自らが研究してみたい内容の紹介」は全員パワーポイントを用いて行う。自身が発表する週の火曜日正午までに担当教員並びにゼミ生にファイルを送付すること。 ・発表者以外のゼミ生は、予めファイルに目を通し、質問したいことをメモに残しておく。 ・インタビュー実施前には、インタビューの質問内容、インタビュー当日の進め方をグループで明確にしておく。 ●復習 ・【スタディスキル】で習った内容、【ミニ講義】で培ったインタビュー技能を自らの研究で実践する。 ・それぞれの研究に関連する書籍を紹介するので、書籍を読み進める。 ・インタビュー後には、グループメンバーと協力してスクリプトの作成に取り組む。 *予習・復習には慣れないうちは多くの時間がかかることが想定されるが、ゼミ生同士協力してその過程を楽しんで欲しい。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:自らが研究してみたい内容の紹介 40点 インタビューの準備・実施・まとめ 40点 ゼミにおける質問・発言等による貢献 20点 (評価基準の詳細は初回ゼミで説明する) |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
・「自らが研究してみたい内容の紹介」に対しては、ゼミ生同士の相互フィードバックの後、担当教員より「良かった点」と「今後伸ばして欲しい点」を講評する。 ・研究内容・インタビュー実施についての相談は、オフィスアワー(金曜昼休み)をはじめ、空き時間にはいつでも受け付ける。アポイントを取って、相談して欲しい。 ・各グループのインタビューのスクリプト・分析は、ゼミ生と担当教員がコメントをつけ、ゼミ生全体で共有する。 |
教科書 Textbook |
『ゼミで学ぶスタディスキル 第3版』/南田勝也・矢田部圭介・山下玲子(2017)/北樹出版 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
・インタビュー対象者をさまざまな地域から選定することで、ゼミ生に地域との連携の機会を提供する。 ・担当教員は、出身地の関東圏をはじめ、大阪府・兵庫県においても外国人(移民)支援に携わる方との関係を構築している。ボランティアに興味がある方はぜひ申し出ること。 |
受講上の注意 Notices |
・インタビューではグループで協力して取り組むこと(一部の人任せは避ける) ・欠席・遅刻・早退については、【事前に】必ず担当教員まで直接連絡すること ・ゼミ生やインタビュー対象者との協働の過程をぜひ楽しんで欲しい |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
3.思考・判断 3-1 自分の考えを論理的に組み立てる力を持っている。 3.思考・判断 3-3 専門知識に基づいた、クリティカルな思考力を持っている。 4.態度・志向性 4-3 知的好奇心を持ち、自らの専門を探求することができる。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
・外国人(移民)支援にNGO/NPOで14年間従事 ・笹川平和財団、かながわ国際交流財団、神戸外国人定住支援センターにて外国人(移民)を対象としたインタビュー調査を実施 ・BEBESEA Advisory Board(東南アジア・東アジアで移民支援に取り組む実務家・研究者のネットワークに助言) |
教科書コメント |
シラバス参照 |