シラバス参照

年度 2023
科目名 社会学
担当者名 松端 克文
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
社会福祉士・精神保健福祉士に必要な以下の内容について学ぶことにより、社会学の基本的なものの見方や考え方を理解する。
(1)現代社会の特質
(2)現代社会における家族や地域社会
(3)現代の社会問題
到達目標
Class Goal
1.他者に共感する力および自己の在り方を批判的に省察する力を涵養することができる。
2.社会を多角的にみるための社会学的センスを磨くことができる。
授業内容
The Content of the Course
国家試験科目ではあるが、国家試験対策というよりは、私たちが日常的にふれている具体的な出来事を題材として、社会学による分析枠組みを用いて解説したり、社会調査によるユニークな調査結果を紹介するなどして、社会学的なものの観方・考え方が学習できるように授業を運営する。
授業計画
Class Plan
対面授業 15回

第1回 社会学とはどのような学問か
第2回 社会的行為と社会関係
第3回 ソーシャルキャピタルと社会的孤立
第4回 社会的排除と社会的包摂
第5回 社会集団(ゲマインシャフトとゲゼルシャフト、コミュニティとアソシエーション)
第6回 組織(官僚制)
第7回 構造主義
第8回 機能論と社会システム理論
第9回 社会変動
第10回 都市化と地域社会
第11回 ライフコースとライフスタイル
第12回 福祉国家論
第13回 社会調査の基礎①(量的調査)
第14回 社会調査の基礎②(質的調査)
第15回 まとめ:社会学と社会福祉
授業方法
Class Method
対面で実施する。

毎回講義レジュメを配布し、講義中心の授業になるが、適宜、小グループによるディスカッションとその報告などを実施し、参加型の授業になるよう運営する。
毎回classroom上での「出席確認(リアクション・ペーパー)」をするので、期日までに必要な項目を記入の上、質問がある場合には、そのことも含めて定提出すること。
質問につては、内容により個別に返答するか、次回の講義において解説する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
クラスコード「oci3tzc」「社会学 2023)」において、講義資料をアップする。
また、classroomにおいて出席確認をする。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
受講生への質問に対する応答による双方向型の授業運営や、適宜、課題を設定してグループワークを実施するなど参加型の授業を実施する。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
シラバスを参考に各回のテーマについて、参考書、関連資料などで予習を行い、質問事項や疑問点なども含めてノートに整理しておく。
復習としては、受講後、予習内容と関連づけて、各自ノートに整理するようにする。
質問などがある場合には、「classroomでの出席確認(リアクション・ペーパー)」に記入し、指定された期日までに提出するようにする。
また、講義内容に関連づけて、国家試験の参考書や過去問題を通じて、理解を深めておくようにする。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](70点)
・平常点(30点) 平常点等配点内訳:平常点等配点内訳:授業への積極的参加度 30点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
毎回、授業の終盤に書いてもらう「classroomでの出席確認(リアクション・ペーパー)」については、質問、意見、感想などをふまえ、次の授業に反映する。
教科書
Textbook
毎回、レジュメを配布する
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
いくつかのテーマを決めて、実際にフィールドワークが実施できる機会を設ける。
受講上の注意
Notices
本科目は、社会福祉士の国家試験科目である。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
〔心理〕
1.知識・理解 1-2 社会福祉学に関する基礎的・専門的知識を有している。
3.思考・判断 3-1 必要な情報を収集・整理し、あらたな問題を発見することができる。
4.態度・志向性 4-1 社会環境および人間関係における課題を自ら発見し、解決しようとする積極的な姿勢をもっている。
〔福祉〕
1.知識・理解 1-2 社会福祉学に関する基礎的・専門的知識を有している。
3.思考・判断 3-1 必要な情報を収集・整理し、あらたな問題を発見することができる。
4.態度・志向性 4-1 社会環境および人間関係における課題を自ら発見し、解決しようとする積極的な姿勢をもっている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
社会福祉協議会の専門職対象の研修や、福祉関係職員のスーパーバイズ、地域福祉計画・地域福祉活動計画の策定業務などの経験をふまえ、授業に反映させる。
教科書コメント

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