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年度 2023
科目名 活用文法A
担当者名 山田 慎人
単位 2
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科目目的
Course Objectives
近年、コミュニケーションを全面に押し出すあまり、ともすると文法を軽視するような風潮が見受けられる。しかし、文法を学ぶということは、実際に言語を使ううえで役に立つだけではなく、相手の言語文化の根幹を学ぶということであり、つまり、教養を身につけるということでもある。文法の学習にはこの二つの意義があることを踏まえ、この科目は、中学校および高校で既習の英文法について、重要項目を総復習し、基礎的な文法力を確固たるものにすることを主な目的としている。なお、本科目は、中高教科英語を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4技能に活用できる文法力を養成するために、文法に関する知識をより深くより正確なものにすること、そして、実際に使えるようになることが目標である。教職を目指す学生にとっては、中学校・高校で英語を教える際に必要な知識や技能を身につけることも目標のひとつである。教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
大学での専門的な学びに繋ぐため、高校までで習った英文法の基礎を改めて固める。第一部(1〜5週目)では文法の基礎である文構造を学び、文の諸要素(主語、目的語、補語)に関連する表現力を高める。第二部(7〜9週目)では動詞の時制・相と助動詞の使い方を学び、動詞に関する表現力を高める。第三部(10〜13週目)では形容詞および副詞の使い方を学び、修飾表現に関する表現力を高める。各文法項目のポイントが含まれた例文(key sentences)を各章5つずつ覚え、例文やそこに込められた構文を使えるようにする。
授業計画
Class Plan
授業では、以下の項目について取り上げる。

 第1週 五文型(1)             
 第2週 五文型(2)
 第3週 主語になる名詞と名詞相当語句    
 第4週 目的語になる名詞と名詞相当語句
 第5週 補語になる名詞と名詞相当語句・形容詞と形容詞相当語句
 第6週 Review (1)              
 第7週 時制
 第8週 相                 
 第9週 助動詞
第10週 形容詞              
第11週 形容詞相当語句
第12週 副詞               
第13週 副詞相当語句
第14週 Review (2)   
第15週 到達度確認テスト

また、理解を確認するため、毎回key sentencesに関する小テストを行う。
授業方法
Class Method
指定したテキストを使い、各文法項目に関する解説(講義)と練習問題(演習)の両方を行う。key sentencesに関する小テストを毎回行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
1B n3o2d66
1C rhit23y
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
PBL(与えられた文脈に対して適切な英語表現および使用を考える)
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
教科書の説明部分(前半2ページ)を読み、わからない単語を調べる。Key sentencesを覚える。
予習・復習をしっかりとする。
 教職課程履修学生は、中高教育実習での研究授業場面や卒業後の中高正規授業での指導場面を想定して、本科目の修得内容を活用しつつ、「中高教科の自主的教材研究」に主体的に取り組むこと。その際、当該教科の学習指導要領および教科書等を積極的に活用すること。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:到達度確認テスト60点、キーセンテンスの小テスト30点、授業への積極的参加度(エクササイズ課題含む)10点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業中あるいはGoogle Classroomを用いて講評する。
教科書
Textbook
Mukogawa English Grammar/武庫川女子大学グラマーグループ/武庫川女子大学出版部
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
なし
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること。また成績評価発表以降に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。

卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-2 英語の歴史や構造に関して幅広く正確な知識を持っている。
3.思考・判断 3-3 専門知識に基づいた、クリティカルな思考力を持っている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents

教科書コメント

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