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年度 2023
科目名 家庭科内容論
担当者名 吉井 美奈子
単位 1.0
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科目目的
Course Objectives
家庭科教育の内容の理解と自己の生活の反省的活動を通して、初等教育に携わる教師としての資質・能力の基礎を養う。
到達目標
Class Goal
(1)家庭科の教育・学習内容について理解する。
(2)自分の家庭生活を見直し、問題点を改善することができる。
授業内容
The Content of the Course
小学校家庭科で指導する学習内容について熟知し、その内容がどのような理論的背景に支えられているのかを理解する。また、家族と共に家庭生活を営んでいること、衣食住、環境に配慮しながら生活していることなどを理解し、主体的かつ環境に配慮した生活に必要な知識と技能を身につける。授業には数回の実習を含めている。家庭科で必要とされる技術を身につけるためである。
授業計画
Class Plan
第1回 ガイダンス・家庭科内容論を学ぶ意義
第2回 家庭生活と家族(1) 家族と家庭生活を取り巻く現状
第3回 家庭生活と家族(2) 家庭生活と家族の大切さ、近隣の人々とのかかわり
第4回 日常の食事と調理の基礎(1) 食生活の現状と課題
第5回 日常の食事と調理の基礎(2) 食事の役割と栄養
第6回 日常の食事と調理の基礎(3) 調理の基礎 ★調理実習
第7回 快適な衣服と住まい(1) 衣生活 現状と課題
第8回  快適な衣服と住まい(2) 衣生活 働きと着用、手入れ
第9回  快適な衣服と住まい(3) 被服の基礎★被服実習
第10回 快適な衣服と住まい(4) 住生活 現状と課題
第11回 快適な衣服と住まい(5) 住生活 住まい方の工夫
第12回 消費生活と環境(1) 消費生活の現状と課題
第13回 消費生活と環境(2) ものや金銭の使い方と買い物
第14回 消費生活と環境(3) 環境に配慮した生活の工夫
第15回 家庭科内容論のまとめ 教職ファイルへの記入
定期試験(または最終課題)
授業方法
Class Method
講義、演習を複合的に取り入れている。家庭科という特性上、調理実習や被服実習も行う予定にしている。難しい内容ではないが、基礎的な知識やスキルを身につける必要があるため、実践的に行う。できるだけ分かりやすく、家庭科の基礎や背景学問である家政学の理解にもつながるように工夫して授業を行う。授業の1,2回で、グループによる発表も予定している。協力的にグループ学習も行ってほしい。
対面が可能な状況であれば対面実施だが、十分な教室が確保できないというような状況であれば遠隔で実施する。対面での実習が難しい場合は、自宅での課題にて実習課題をしてもらうことがあるが、寮や下宿等の事情で出来ない場合等も配慮するので、心配せず相談して欲しい。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
主に新教1ABに開講されているクラス:wggt3p7
主に新教1CDに開講されているクラス:d3aplef
主に新教1EFに開講されているクラス:mn5l7rk
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループ学習を行うこともある。また、テキストを先に読んでおき、反転授業などを行うこともある。グループで調べてもらい、発表をしてもらう。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
テキストを読んで予習しておく。時々、予習プリントを配布するので、それをテキストをみながら行っておく。次回のテーマについて自分なりに調べたり、周りの人と話をしたりして、自分なりの意見を持っておくとよい。
授業後は、授業内での小レポートや感想を書くことで復習の一助になるが、各自、再度テキストを見直して、内容をもう一度確認しておいてほしい。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](60点)
・平常点(40点) 平常点等配点内訳:平常点等配点内訳:授業の参加状況と発表等(20点)。授業中での小課題(20点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
課題は次の週に返却するようにする。感想や質問は、できるだけその場で受け付けるが、全体で共有した方が良い内容については、次週の最初に講義中に紹介する(個人名は出さない)。
教科書
Textbook
楽しもう家政学 あなたの生活に寄り添う身近な学問/『家政学のじかん』編集委員会編/開隆堂
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
予習も含めて学習の時間としているため、先にテキストを読んでおくこと。また、授業内は積極的に参加すること。同じ学年で、担当教員が異なる場合があるが、内容や評価はできるだけ差のないようにしている。
参考資料は適宜紹介する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-2 教育・保育に関する奥深い専門的知識を有している。
2.技能・表現 2-1 教育・保育の実践を行うために必要な技能を有している。
3.思考・判断 3-2 教育・保育に関する課題解決に向けて、様々な情報を統合し、論理的な思考と理性的な判断ができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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