シラバス参照 |
年度 | 2023 |
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科目名 | 保育者論 |
担当者名 | 西村 真実・髙橋 弘美 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
幼稚園や保育所・施設等で保育を行う者として、あるべき姿や倫理観、使命感、専門性を理解し、保育現場に臨むための自己課題を明確にするとともに、学習に取り組む。 |
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到達目標 Class Goal |
(1)保育者の役割と倫理について理解する。 (2)保育者の制度的な位置づけを理解する。 (3)保育者の専門性について考察し、理解する。 (4)保育者の協働について理解する。 (5)保育者の専門職的成長について理解する。 (6)保育者を目指す者としての学習のあり方を見直し、目的意識を持つと共に、自己課題を明確にする。 |
授業内容 The Content of the Course |
授業前半では、保育者の職務内容、社会的な役割、子どもと関わる専門性について、法的位置づけや理念について理解を深めていく。授業後半では、子ども理解の重要性や専門職としての子ども・保護者への対応のあり方などを学びながら、保育士としての資質向上や職員間の連携の重要性についても理解を深めていく。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション 保育者論とは 第2回 保育者の業務 第3回 専門職の成立要件 第4回 保育者の制度的位置づけ 第5回 保育者の専門性①保育所保育の特性から 第6回 保育者の専門性②保育者の資質・能力 第7回 保育者の倫理①専門職の倫理 第8回 保育者の倫理②全国保育者会倫理綱領 第9回 保育者の連携・協働①施設内での連携・協働 第10回 保育者の連携・協働②施設外での連携・協働 第11回 保育者による保護者支援①日常的関与 第12回 保育者による保護者支援②状況に配慮した個別支援 第13回 保育者の専門性の向上 第14回 保育者のキャリア形成 第15回 まとめ 教職ファイルへの記入 |
授業方法 Class Method |
講義を主として実施するが、テーマによっては演習形式を採用する回もある。上記授業計画に則って進行する。6回め、13回めにミニレポートの提出を求める。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
初回授業時に連絡する。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
グループディスカッション、相互教授型ジグソー法。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:授業計画および授業方法に記載されているキーワードについて、保育所保育指針および保育所保育指針解説書等の当該箇所を事前に読み込んでおくこと。 復習:講義内容を復習し、専用のノート等にまとめておくこと。返却されたミニレポートで指摘された点について、自学自習しておくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](40点) ・平常点(60点) 平常点等配点内訳:ミニレポート30点、積極的な授業への参画度30点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
(1)ミニレポートは評価後、授業冒頭で解説を行う。 (2)最終授業で全体に対するフィードバックを行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
全国保育士会倫理綱領ガイドブック/柏女霊峰監修/全国社会福祉協議会 |
地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
4.態度・志向性 4-1 教育・保育に関わる熱意と責任感を身につけている。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
髙橋弘美:公立幼稚園に40年勤務(13年の園長経験、2年の教育委員会勤務を含む)という現場での経験から、幼稚園教諭としての心得や、集団の中で育っていく幼児の姿、教師の援助などについて、学生と共に考え合いながら講義を進める。 西村真実:公立保育所で15年間の保育経験を踏まえて各種資料を用いながら講義を行う。 |
教科書コメント |
シラバス参照 |