シラバス参照 |
年度 | 2023 |
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科目名 | 生徒指導・進路指導の理論と実践(新教3AC・BG) |
担当者名 | 玉置 章司 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
1.児童生徒の「生きる」力の育成を視点として、教師として必要とするこれからの学校における生徒指導・進路指導実践の理論と具体的な実践のあり方を学ぶ。 2.他の教職員や関係機関と連携しながら組織的に生徒指導を進めていくために必要な知識・技術や素養を身につけるとともに、進路指導・キャリア教育の視点に立った授業改善や体験活動、評価改善の推進やガイダンスとカウンセリングの充実、それに向けた学校内外の組織的体制に必要な知識や素養を身につける。 |
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到達目標 Class Goal |
(1)生徒指導の意義や原理を理解している。 (2)すべての児童生徒を対象とした学級・学年・学校における生徒指導の進め方を理解している。 (3)児童生徒の抱える主な生徒指導上の課題の様態と、養護教諭等の教職員、外部の専門家、関係機関等との校内外の連携も含めた対応のあり方を理解している。 (4)進路指導・キャリア教育の意義や原理を理解している。 (5)すべての児童生徒を対象とした進路指導・キャリア教育の考え方と指導のあり方を理解している。 (6)児童生徒が抱える個別の進路指導・キャリア教育上の課題に向き合う指導の考え方とあり方を理解している。 |
授業内容 The Content of the Course |
生徒指導・進路指導は教育課程の内外において一人一人の児童生徒の健全な成長を促し、児童生徒自ら現在及び将来における自己実現を図っていくための自己指導能力の育成を目指し、生徒指導・進路指導の基礎基本を理解したうえで児童生徒を取り巻く環境を含めた課題解決に取り組む姿勢を養う。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 ガイダンス、教育とは(学校・家庭・地域の役割) 第2回 生徒指導の現状(数値で見る生徒指導の現状) 第3回 教育課程における生徒指導(生徒指導の根幹をなすものとは) 第4回 生徒指導の前提となる発達観と指導感(教育と人格形成) 第5回 児童生徒を理解する①(発達段階に応じた対応) 第6回 児童生徒を理解する②(児童生徒を取り巻く環境を見る) 第7回 児童生徒を理解する③(特別な支援を要する児童生徒の指導) 第8回 幼児期・児童期の発達の特徴と指導の在り方①(知的、情動的な発達) 第9回 幼児期・児童期の発達の特徴と指導の在り方②(社会的な発達) 第10回 個別の課題をもつ児童生徒への対応①(不登校・自殺など) 第11回 個別の課題をもつ児童生徒への対応②(いじめ・非行など) 第12回 学校における生徒指導体制づくり(組織としての生徒指導) 第13回 生徒指導と教育相談(教育相談体制づくりと専門機関との連携) 第14回 キャリア教育の意義(キャリア教育における進路指導の位置づけ) 第15回 生徒指導と進路指導が目指すもの、教育ファイルへの記入 |
授業方法 Class Method |
(1)授業は特別な状況が発生しない限り対面授業とする。 (2)原則、講義形式で授業を実施するが意見交換や意見発表など双方向も取り入れる。 (3)授業の各回ごとに授業時に配布するミニレポートの提出を求める。 (4)すべての授業終了までに2本のレポートの提出を求める。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
※資料配信、課題提出、質問等のやり取りを行う予定にしています。 |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
授業の中で、適宜ディスカッション、グループワーク、ロールプレイイングを行う。 |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:授業内容は、使用教科書の各章に対応させているため、事前に授業予定の章を 読んでおく。授業内容にかかわりがる社会での出来事に関心を寄せ、ある程度 内容を把握する。 復習:配布資料等の整理保管、授業内容のまとめなどができるように各自工夫する。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](60点) ・平常点(40点) 平常点等配点内訳:ミニレポート30点(15回)と授業への積極参加10点 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
15回のミニレポートは返却後の授業でコメントし、指導助言を行う。 2回のレポートはコメントおよび評価を記載するとともに、提出期限後の授業でコメントし、指導助言を行う。 |
教科書 Textbook |
生徒指導提要/文部科学省/教育図書株式会社 |
参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
全授業を通して積極的な授業参加と単なる職業としての教員ではなく人を育てる人になるための心構えをもって学業に取り組んでほしい。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2.技能・表現 2-1 教育・保育の実践を行うために必要な技能を有している。 2.技能・表現 2-2 教育・保育に関わる多様な人々と積極的にコミュニケーションをとり、連携・協働することができる。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
担当者は公立中学校の技術科教員である。在職中は一般教員として、管理職として、その多くの時間を所属する学校のみならず、全市的な立場で生徒指導に携わってきた。このような経験をもとに、教員を希望する学生諸君とともに学びを深めていく。 |
教科書コメント |
シラバス参照 |