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年度 2023
科目名 グローバル社会論
担当者名 森 篤嗣
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
グローバル化に伴い現代社会がどのように変化し、どのような新しい課題を抱えることになっているのかを、日本を含む先進諸国はもとより、開発途上国や低開発国の今の現実に学びながら理解する。この科目では、グローバル化とは何かを理解した上で、それがもたらす光の部分と陰の部分の両方に目を向けるとともに、課題解決のために何が行われているか、また何が可能なのかを考え、国際的な協力のために必要な資質を身につけることを目指す。
到達目標
Class Goal
(1)グローバル化とは何か理解する。
(2)グローバル化が、日本を含む先進国、および開発途上国や低開発国にどのようなプラスとマイナスの影響を及ぼし、どのような新しい課題を生んでいるかを理解する。
(3)グローバル化によって生じた課題を解決するために、どのような取組が行われてきているかを知って、今後何をすることが可能かを考察し、意見を述べることができる。
授業内容
The Content of the Course
国境を超えたグローバルな社会現象について、移民・難民・無国籍・家族・教育・医療・観光など様々な角度からその背景を含めて理解し、今後のあり方について検討する。現代のグローバル化と社会変化、メリット・デメリットについて、資料の読解と各トピックについての意見交換を行いながら基礎的知識を身につける。
授業計画
Class Plan
第1回 国際社会学への案内
第2回 移民と国民の境界
第3回 グローバル化時代の難民・国内避難民
第4回 無国籍の人はナニジンですか
第5回 越境する家族
第6回 グローカル化とトランスナショナル教育
第7回 医療におけるグローバル化の進展
第8回 グローバル化・国境・観光
第9回 グローバル化とメディア
第10回 グローバル化時代の宗教とアイデンティティ
第11回 犯罪のグローバル化
第12回 ローカルに利用される資源のグローバルな価値
第13回 紛争のグローバル化
第14回 豊かな国のなかに広がる貧困
第15回 ボーダーレス化する市場 教職ファイルへの記入
授業方法
Class Method
基本的に講義形式でおこなうが,挙手だけでなくチャットでもリアルタイムに質問を受け付ける。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
mwu.jpアカウント発行後に科目担当者で作成(3月)
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
意見共有・意見交換
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画および授業方法に記載されているキーワードについて事前に調べておくこと。
復習:各時の学習内容について、インターネットで調べたり、文献を読んだりするなどして理解を深めること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](50点)
・平常点(50点) 平常点等配点内訳:各授業の小課題 50%
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
各授業の小課題、意見交換、期末レポートの内容について、全体または個別にコメントする。
教科書
Textbook
国際社会学入門/石井香世子/ナカニシヤ出版
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 現代の教育・保育を支える教養的知識を幅広く有している。
3.思考・判断 3-1 国際的視野に基づいた批判的思考力および創造的能力を備えている。
3.思考・判断 3-2 教育・保育に関する課題解決に向けて、様々な情報を統合し、論理的な思考と理性的な判断ができる。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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