| シラバス参照 |
| 年度 | 2023 |
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| 科目名 | 発育発達・老化論 |
| 担当者名 | 長岡 雅美 |
| 単位 | 2.0 |
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科目目的 Course Objectives |
科目の目的は、乳幼児期から高齢期に至るからだの発育発達と老化の過程を理解し、体育・スポーツの指導者として個々の状態に相応しい運動プログラムが提供できる能力を身につけさせることである。 |
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到達目標 Class Goal |
学生には、この授業を通じて子どもが誕生し、老いていくまでのからだの発育発達と老化についての理解を深めてもらいたい。そして発育期の運動・スポーツの関わりが、子どもたちの健康・体力にどのように影響するかについて、科学的な根拠をもって説明できる能力を身につける。 |
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授業内容 The Content of the Course |
子どもの成長に伴うからだの発育と機能の発達過程を理解することは、学校教育に関わる教員のみならず、スポーツ指導者にとって必要なことである。また、成長期を経て高齢期に至る過程をどのように過ごすかについて考えることは、高齢化社会に突入した現代社会での生き方を模索するうえで意義がある。以上のように、この授業ではライフステージに沿って学習する。 |
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授業計画 Class Plan |
1.オリエンテーション 発育と発達とは何か 2.身体の発育・発達と加齢変化の概観(出生前・出生後の発育) 3.身体の発育・発達と加齢変化の概観(体格の発育と老化、体格と体力) 4.体力・運動能力の発達と老化 5.身体と心の発育・発達と老化 6.発育・発達に影響する要因(先天的要因・後天的要因) 7.乳幼児期における形態の発育と機能の発達的特徴 8.児童期における形態の発育と機能の発達的特徴 9.児童期における発育発達期を考慮した運動プログラム 10.青年期における身体機能、体力・運動能力の発達 11.中高齢期における身体機能、体力・運動能力の特徴 12.発育・発達と加齢に関するトピックス 13.プレゼンテーションの準備 14.プレゼンテーション 15.まとめ (重要事項の整理、課題に対するフィードバック) |
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授業方法 Class Method |
・原則対面で授業を進めるが、DVD教材等を見せて解説を行う授業回は遠隔で授業を行う。 ・講義資料の配布と板書を中心に進める ・質疑応答は、ミニッツぺーパーを通じて行う。 ・理解を確認するため、授業の中で学習課題の指示(小テスト、レポート)を課す。 |
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Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
ABクラス:i767rfo CDクラス:b76uux3 |
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アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
本講義は講義形式のため、知識伝達型であるが、一部でペアあるいは小グループでディスカッションを行い、意見を発表してもらう等の双方向を取り入れる。また、ミニッツペーパーにおける自己学習にて課題発見、能動的学習を促す。 |
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準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:これまでに学習した関連科目の内容を復習しておくこと。次回の内容をシラバスより確認し、キーワードや関連する内容について調べておくこと。 復習:前回の授業時に配信された内容を専用のノートにまとめておくこと。 |
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評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:確認テスト60点(20点×3回)、レポート20点、プレゼンテーション20点 |
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
確認テストについては、評価後に解説をする。 レポート課題は授業内あるいはclassroomストリーム等で意見に触れる。 最終授業では、全体に対するフィードバックを実施する。 |
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教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
第6次改訂学校保健ハンドブック/教員養成系大学保健協議会/ぎょうせい 発達運動生理学/大山良徳/光生館 成長の「しくみ」をとく:胎児期から成人期までの成長のすすみ方/林 正(監訳)/東山書房 子どもの発育発達と健康/青柳 領/ナカニシヤ出版 からだの発達:身体発達学へのアプローチ/高石昌弘他/大修館書店 からだの発達:身体発達学へのアプローチ/高石昌弘他/大修館書店 |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
授業の連絡等についてclassroomを使用するので、初回授業までに本授業のclassroomに登録すること。 |
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卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
1.知識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。 1.知識・理解 1-2 健康・スポーツに関する幅広い見識を得るとともに、体系的に整理・理解している。 1.知識・理解 1-3 健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。 2.技能・表現 2-2 知性・情操・徳性の涵養と、施すべき対象へのコミュニケーション能力を身につけている。 3.思考・判断 3-1 実践力を向上させるための、論理的・実証的に思考する能力を身につけている。 3.思考・判断 3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている 4.態度・志向性 4-1 学修の価値を正しく評価し、国際的な視野に立ちながら常に向上的態度を保ち続けている。 |
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実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
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教科書コメント |
| シラバス参照 |