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年度 2023
科目名 卓球
担当者名 伊庭 洋子
単位 1.0
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科目目的
Course Objectives
生涯スポーツのひとつとして国民に広く親しまれている卓球の特性と魅力にふれ、生涯にわたって、地域や職域等において家族や友人などとともに卓球を楽しむことのできる基礎的な技能や初歩的なゲームのできる能力の習得をねらいとする。
本科目は、中高教科保健体育を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
卓球の基礎的技術を習得し、楽しく試合ができることを目標とする。
教職課程履修学生は、学修内容を当該の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
・打球するための動き (バランス感覚、 ラケット面の出し方) を身に付ける。
・サーブで多方向の回転を自ら作りだせるようになり、 レシーブからの展開をめざす。
・ルールを理解しゲームの中でマナーを養い、習得した打ち方の表現と実践をめざす。
・身体的障がいにより車椅子を使用している競技者がレシーブの場合のサービスのルール適用を実践する。
・指導法について学習する。
・試合進行など卓球競技のマネジメントについても学習する。
・試合では審判に携わりルール適用をめざす。

授業計画
Class Plan
第1回
(1)ガイダンス 
(2)毎回のコート設置方法について
(3)使用用具の取り扱い説明
第2回
(1)ラケットの種類について
(2)グリップの握り方
(3)ボールの回転について
(4)シングルスに親しむ
第3回
(1)ラケット、ボールに慣れる
(2)ダブルスに親しむ
第4回
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)打ち方の説明
(3)多球練習方法の実践。
第5回
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)打ち方の説明
(3))多球練習方法の実践。対人練習。
(4)サーブとレシーブ
(5)ルールへの理解を図る
身体的障がいにより車椅子を使用している場合のサービスのルール運用の説明と実践
第6回
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)フォアハンド・バックハンドの連携
(3)多球練習方法の実践。対人練習。
(4サーブとレシーブからの展開について。
第7回
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)対人練習。フォアハンドからバックハンドの切り替え。
(3)ツッツキから攻守。
(4)サーブとレシーブからの展開について。  
第8回
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)ダブルス
(3)ダブルスの動きについて。
第9回 
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)ダブルスの動きについて   
(3)サーブとレシーブから展開へ  
第10回
(1)基本打法(フォアハンド、バックハンド、ツッツキ)の習得
(2)ダブルスの動きについて
(3)サーブとレシーブからの展開へ。 5ポイントゲーム  
第11回
(1)チーム・リーグ戦(ダブルス2試合・シングルス3試合)11ポイント3ゲームスマッチ
(2)ゲームの運営、進め方、審判の実践
第12回
(1)チーム・リーグ戦(ダブルス2試合・シングルス3試合)11ポイント3ゲームスマッチ
(2)ゲームの運営、進め方、審判の実践
第13回 
(1)チーム・リーグ戦(ダブルス2試合・シングルス3試合)11ポイント3ゲームスマッチ
(2)ゲームの運営、進め方、審判の実践
第14回
(1)チーム・リーグ戦(ダブルス2試合・シングルス3試合)11ポイント3ゲームスマッチ  
(2)ゲーム進行、審判の実践
第15回
(1)シングルス・トーナメント戦 11ポイント3ゲームスマッチ
(2)総括
授業方法
Class Method
・実技
・グループワーク
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
新健4ABCD 卓球 Google Classroom クラスコードdnf3t55
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
実技習得のためにアクティブ・ラーニングで授業を進めグループワークなどにより、実技到達目標をめざす。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
・卓球競技大会のTVや関連するニュースを観て興味を深めるように心がける。
・ラケットの種類を覚え、授業で使用するラケット握り方を日常の生活の中で毎日実践する。
・ボールの回転に興味を持つ。
・基本ルール(サーブ時)を理解しておく。
サーブ
ポイント
サーブ レシーブ エンドの順序について(シングルス・ダブルス戦)
・基本の打ち方の用語を理解しておく。
フォアハンド
バックハンド
ツッツキ
・ウォーミングアップ計画を立てる。
・授業の中で打ち合いを楽しむために日常から健康に留意し身体の柔軟性を保つ。
・身体全体のバランス能力高める工夫をする。
・友人などと十分なコミュニケーションを図る。
・どこでも誰とでも気軽に楽しめるスポーツであることを認識する。
・ゲーム終了後は内容をふりかえリ、ポイントを得た場合の攻守を覚えて次のゲームに生かす意識を保つ。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度70%
技能習得の到達度。レポート課題(ゲームの組み立て・ルール確認) 30%

積極的に技能習得しゲームでは、サーブにおいて授業で習得した回転を
だしてゲーム展開できることを評価する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
・提出課題により、実技習得につながる内容を繰り返し説明し実践していきます。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
教職やスポーツコーチの意義を充分理解して授業に参加すること。
体育館シューズを持参すること。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。
1.知識・理解 1-2 健康・スポーツに関する幅広い見識を得るとともに、体系的に整理・理解している。
1.知識・理解 1-3 健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。
2.技能・表現 2-1 健康・スポーツを実践・指導・管理するにあたり、基本的・専門的技能を有している。
2.技能・表現 2-2 知性・情操・徳性の涵養と、施すべき対象へのコミュニケーション能力を身につけている。
3.思考・判断 3-1 実践力を向上させるための、論理的・実証的に思考する能力を身につけている。
3.思考・判断 3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている
3.思考・判断 3-3 指導現場においては、安全第一が基本であり、そのための状況判断を有している。
4.態度・志向性 4-1 学修の価値を正しく評価し、国際的な視野に立ちながら常に向上的態度を保ち続けている。
4.態度・志向性 4-2 高い倫理観に基づき、健康・スポーツ指導者・実践的リーダーとして、強い意欲と意志を持っている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
・日本体育協会公認卓球コーチ3資格取得後は小学生から中高年愛好者に卓球教室にてコーチしている
・障がい者施設にて卓球コーチに携わっている
・国際卓球連盟公認審判員資格取得後は海外、国内の大会にて審判を務めている
・2020TOKYOパラリンピック大会の審判員を務めた
・フィードバックしながらの審判活動の継続は自身のライフワークである
・関西学生卓球連盟と大阪卓球協会主催大会では審判長を務め大会の競技運営に携わっている
教科書コメント

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