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年度 2023
科目名 教育方法の理論と実践
担当者名 中川 昌幸
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
1.教育方法学の概要を学び、教授・学習に焦点をあて理論と実践の乖離を超克し、理論を教育実践に活用するための「方法・技術」に関する基礎的な知識を習得する。
2.「教育方法学」の領域は、授業の技術的原理に関する問題だけではなく、教室における子どもの学習の経験の問題、カリキュラム構成と評価に関する問題、教室における教員と子どものコミュニケーションの問題、教員と教員教育に関する問題などを包摂して成立していることを学ぶ。
到達目標
Class Goal
①教育方法学の歴史や日本の授業と授業研究の状況を概観し、教育方法の問題や課題を知る。
②その上で、より豊かな教育観、授業観を探求する。
③授業づくりの諸理論に関する基礎的な知識を修得し、それらの理論を学習指導法と関連づけて説明することができる。
授業内容
The Content of the Course
日本や諸外国の教育方法を、学力観、学習指導法、教育メディアの利用、授業の方法論を視点として、解説する。教授・学習に焦点をあて理論と実践の乖離を超克し、理論を教育実践に活用するための「方法・技術」に関する基礎的な知識を習得する。教育方法学の領域は、授業の技術的原理に関する問題だけではなく、教室における子どもの学習の経験の問題、カリキュラム構成と評価に関する問題、教室における教師と子どものコミュニケーションの問題、教師と教師教育に関する問題などを包摂して成立していることを学ぶ。
授業計画
Class Plan
第1回 教育方法学の概観
第2回 欧米の幼児教育と授業の歴史(1) ―古代〜近世―
第3回 欧米の幼児教育と授業の歴史(2) ―近代〜現代―
第4回 大正自由教育と進歩主義教育
第5回 戦後日本の教育論争史
第6回 斎藤喜博の授業論
第7回 教育法則化運動
第8回 教育の情報化(授業におけるICTの活用、デジタル教材の研究、子ども番組の活用)
第9回 総合的な学習の時間
第10回 探究的な学び
第11回 学びをどう捉えるか
第12回 学びの共同体論
第13回 インクルーシブ教育―『みんなの学校』に学ぶ―
第14回 防災教育・安全教育
第15回 生涯学習
授業方法
Class Method
教育の内容などを踏まえた講義を行なう。講義中、関連する動画を視聴する。

居眠りや他教科の内職、私語などで注意を受けた場合、一回目に名前を記録し、二回目以降は注意一回につき平常点から5点減点する。注意5回で学期末テストの成績評価対象資格なしとする。

授業中の課題を成績に含める。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
必要になった場合は授業時に指示する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループワーク、フィールドワーク
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習・復習(特に復習)を行なっているものとして講義を行う。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:中間レポート70点
授業課題、授業への積極的参加度 30点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
異議申し立て期間中に手続きがあった問い合わせに対してメールで応答する
教科書
Textbook
参考資料を配布する。
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
教職課程履修学生は、この授業科目終了後、教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず記入すること。また成績評価発表以後に、成績とともに担当教員によるコメントを参照し自己の学習状況について把握する。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 健康・スポーツに関する基礎的・専門的な知識を修得している。
1.知識・理解 1-2 健康・スポーツに関する幅広い見識を得るとともに、体系的に整理・理解している。
1.知識・理解 1-3 健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。
2.技能・表現 2-2 知性・情操・徳性の涵養と、施すべき対象へのコミュニケーション能力を身につけている。
3.思考・判断 3-1 実践力を向上させるための、論理的・実証的に思考する能力を身につけている。
3.思考・判断 3-2 指導現場においては、成果を得ることが大切であり、そのための問題解決の能力を身につけている
4.態度・志向性 4-1 学修の価値を正しく評価し、国際的な視野に立ちながら常に向上的態度を保ち続けている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
担当者は長らくスポーツ指導に携わっている。その観点からも教育方法について論じていきたい。
教科書コメント

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