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年度 2023
科目名 体操
担当者名 伊達 萬里子
単位 1
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科目目的
Course Objectives
体操は徒手体操をはじめ体つくりや動きつくりの基本を通して自己の健康・体力を維持増進しようとする運動である。また、学習指導要領の体ほぐしの運動と体の動きを高める運動では、体の柔らかさ、巧みな動き、力強い動き、動きを持続する能力を高めることなど、種々のスポーツにおいて欠かすことができない動きの習得を目指し、授業では身体の基本的操作と創作能力や実践能力を養う。
本科目は、中高教科保健体育を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。
到達目標
Class Goal
指導者として師範できるストレッチ、ラジオ体操第一および第二、異操作等を習得する。また、体つくり運動で実施される種々の動きを実践し習得する。獲得した知識・技能・態度を、指導者として生徒の健康・維持増進に貢献できる資質に身につけることが目標である。
教職課程履修学生は、学修内容を該当の中高教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。
授業内容
The Content of the Course
体操は健康を目的に実施されることが多く、徒手および手具を用いた基本的な体の動かし方を認識し実践する。体つくり運動としては、体ほぐしの運動や体の動きを高める運動などは運動指導の基礎であること、また、心や体の関係や仲間との対話を通して、自己や他者に対する気付きを高めながら手軽な運動や律動的な運動を認識し実践する。
指導上の留意点として、自己の身体を再認識する(体のゆがみやくせを把握する)ことにより、効率的なパフォーマンス向上の図り方を理解する。
授業計画
Class Plan
第1回  オリエンテーション(体操の概論)
第2回  集団行動
第3回  体つくり運動について
第4回  ストレッチ
第5回  ラジオ体操第一の実践と指導法、ラジオ体操の歴史、動きの留意点
第6回  ラジオ体操第二の実践と指導法、動きの留意点
第7回  ラジオ体操第一・ラジオ体操第二の習得
第8回  異操作(屈伸系)
第9回  異操作(跳躍系)
第10回 体ほぐしの運動(気づき、交流)
第11回 体の動きを高める運動①
      (体の柔らかさおよび巧みな動きを高めるための運動)
第12回 体の動きを高める運動②
      (力強い動きおよび動きを持続する能力を高めるための運動)
第13回 体の動きを高める運動③
      (運動の組み合わせ)
第14回 手具運動        
      なわ(とび方、まわし方、投げ方、受け方)
      ボール(転がし方、つき方、投げ方、受け方)
      輪(転がし方、くぐり方、投げ方、受け方)
      布(振る、蛇形、らせん、8の字)       
第15回 授業のまとめ(ノート提出)
     みんなの体操
授業方法
Class Method
実技とグループによる模擬指導・相互評価を行い、クラス間での双方向授業とする。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
必要に応じて授業時に指示する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
実技科目、グループワーク
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:学習指導要領(保健体育編)の体つくり運動の領域について予め学習しておくこと。
復習:授業中に提示された留意点や重要なポイントはノートに整理し、自主的に発展・研究に努めること。
評価方法
Evaluation Method
・レポート[作品含む](30点)
・平常点(70点) 平常点等配点内訳:ラジオ体操(30点)、異操作2種目(20点)、授業への積極的参加度(20点)
レポートは授業ノートの提出とする。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
随時、全体もしくは個別にフィードバックを行う。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
1.本科目は履修カルテの記載対象の基幹科目であり、教育実習での研究授業を考慮した基礎的学力向上を課題とする。
2.授業ではダンスウェア着用のこと。(ゼッケン付き)
3.筆記用具を持ってくること。(ノートはA4サイズとする)
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツに関する基礎的知識から専門的知識を幅広く体系的に修得している。
1.知識・理解 1-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理のための適切で正しい方法を理解している。
2.技能・表現 2-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するための基本的・専門的技能を修得している。
2.技能・表現 2-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツを実践・指導・管理するためのコミュニケーション能力(外国語を含む)を修得している。
3.思考・判断 3-1 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、達成すべき成果を明確に設定した上で、問題を解決できる論理的思考力を有している。
3.思考・判断 3-2 スポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践・指導・管理現場において、安全・安心を最優先し、状況に応じた臨機応変で柔軟な判断ができる能力を有している。
4.態度・志向性 4-1 学際的な視点から専門分野を捉え、現場から実践的に学ぶ態度を有している。
4.態度・志向性 4-2 高い倫理観に基づいて行動するスポーツマネジメントおよび健康・スポーツの実践的リーダーを目指す強い意欲と意志を有している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
体操競技における実践経験を活かした授業および、指導経験を活かした授業。
教科書コメント

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