シラバス参照 |
年度 | 2023 |
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科目名 | コンセプトデザイン論 |
担当者名 | 大森 いさみ |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
現代社会において、商品・事業・番組などの企画がきわめて重要な意味を持つ。企画立案の最初の作業がコンセプトの設定である。この科目の目的は、さまざまな商品群や企画などにおけるコンセプトについて考察し、そのデザインの基本的な考え方と方法を学び、体得することにある。 |
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到達目標 Class Goal |
文部科学省が示す学士力のうち、〈汎用的技能〉、特に「論理的思考力」と「問題解決力」の向上を目標とする。ビジネスの現場での実践の背景にある理論を紹介したうえで、演習を組み合わせつつ実施する。 |
授業内容 The Content of the Course |
企画におけるコンセプトとは、その核となるメッセージを意味する。一方、デザインとは、外に向けて特徴をあらわすという意味である。前半では、生活の中で接することの多い商品や放送番組等をとりあげ、コンセプトとは何かを考える。後半は、それらのコンセプトがどのようにデザインされているのかを分析し、受け手に届くコンセプトデザインを考える。またプレゼンテーションやディスカッションを通して、コンセプトの機能について体得する。 |
授業計画 Class Plan |
第1回 オリエンテーション 第2回 なぜ今、「コンセプト」なのか 第3回 コンセプトは何を表しているのか 第4回 (1)現状分析の手法 第5回 (2)現状分析の手法 第6回 オンデマンド課題「現状分析する」【遠隔授業】 第7回 アイデアとは何か 第8回 コンセプトをみつける・読み解く 第9回 コンセプトをストーリー化する 第10回 オンデマンド課題「アイデアをストーリー化する」【遠隔授業】 第11回 企画書作成の基本 第12回 企画書作成とプレゼンテーション 第13回 オンデマンド課題「企画書を作成する」【遠隔授業】 第14・15回 企画発表※ *第14・15回はゲストスピーカー(放送番組制作担当者等) を交えての企画評価会およびディスカッションを行う予定。 (この時限については時間割変更の可能性大) 外部ゲストスピーカーとの日程調整により開講時間が変動する可能性がある。 授業計画は受講者の理解度、ゲストスピーカーの日程等によって、多少変更する可能性がある。 |
授業方法 Class Method |
第1~5、7~12回は、原則講義形式で授業をすすめる。 第6・10・13回は、オンデマンド形式で課題に取り組む遠隔授業。与えられた課題を深く思考し、アウトプットする。 第14・15回は、オンデマンド課題で作成した企画のプレゼンテーション発表を行い、ゲストスピーカーも交えて全受講者でそれぞれの発表内容についての意見交換を行う。 新型コロナ感染症の拡大がおさまっていれば、第13回はオンデマンド(遠隔授業)ではなく、対面で行うグループ課題(企画)作成にする可能性あり。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
大情2AB(授業コード 44077):hjaud2l 大情2CD(授業コード 44078):4wynjuc |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
PBL(課題解決型学習)・プレゼンテーション・ディスカッション |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:授業最後に、次回授業の予習のための課題を出す。 復習:授業内容をまとめる専用のノートを作成すること。 |
評価方法 Evaluation Method |
・レポート[作品含む](70点) ・平常点(30点) 平常点等配点内訳:オンデマンド課題(計3回)以外の、授業後にだされる小課題20点、プレゼンテーション10点 レポートとは、オンデマンド課題(計3回)をさす。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
課題評価後に、授業のなかで全体にむけたフィードバックを行う。また、授業において評価ポイントや内容についての解説を行う。 |
教科書 Textbook |
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参考書 Reference Books |
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地域との連携 Cooperation with the Community |
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受講上の注意 Notices |
連絡事項等は基本的にGoogle Classroomに掲示するので、情報更新の通知が受け取れるように設定しておくこと。 ゲストスピーカーを招聘して課題実施を行うため開講日時が変則的になる可能性がある。 初回のオリエンテーション時に、日程や留意事項(プレゼンテーションを伴う課題があることなど)を確認のうえ、受講すること。 |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
3.思考・判断 3-1 社会的・経済的な観点から身につけた専門的な知識や技能から、ICT社会の課題を論理的に分析し、問題を解決する能力を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
テレビ局で番組制作ディレクターを務めた経験(約15年間)やNPO法人の理事として文化事業を企画運営した経験(約10年間)を基に、テレビ番組や文化事業の企画作成を事例に、企画書とそれをプレゼンテーションする技術について解説する。 |
教科書コメント |
シラバス参照 |