シラバス参照 |
年度 | 2023 |
---|---|
科目名 | プログラミング入門 |
担当者名 | 萩原 淳一郎・天野 憲樹 |
単位 | 2.0 |
科目目的 Course Objectives |
プログラミングとはコンピュータを操作する行為であり、プログラミングを学ぶことは社会で生き抜くための大きなアドバンテージとなる。本科目では、実際にプログラムを組むことで、プログラミングの基礎知識・技能を学び、より高度なプログラミングへの礎となることを目的とする。 なお、本科目は高校教科情報科を教授するに足る基礎的知識および技能等を修得し、教職実践力と関連づけて理解することを一目的とする。 |
---|---|
到達目標 Class Goal |
・プログラミングの基礎的な知識と概念、プログラムの動作原理を理解する。 ・与えられた仕様に従って簡単なプログラムを一から組み上げる技術を身につける。 ・プログラミングを通して論理的思考力を向上させる。 なお、教職課程履修学生は、学修内容を当該の高校教科内容および教材に関連づけて主体的に探求する。 |
授業内容 The Content of the Course |
プログラム開発環境p5.jsを用いて、主要なプログラミング言語(特にJavaScript)に共通する基本的な知識や概念を学習する。変数/定数・繰り返し・条件分岐・配列・関数といったプログラムの要素を小規模な例題を作成しながら段階的に学ぶ。p5.jsはグラフィックスやアニメーション作品の制作に利用されることが多く、本科目でもグラフィックスなどを作成するプログラムを取り上げる。 |
授業計画 Class Plan |
第1回:プログラムとプログラミング プログラミングとはどのようなものかを具体的に学ぶ。 第2回:変数/定数 変数と定数の概念、基本的なデータ型について学ぶ。 第3回:演算 算術演算、論理演算,文字列の演算などについて学ぶ。 第4回:条件分岐 if文、比較演算子などについて学ぶ。 第5回:繰り返し for文やwhile文を使った繰り返し処理について学ぶ 第6回:繰り返しと条件分岐 繰り返し文と条件文を使ったプログラムについて学ぶ。 第7回:配列 基本データ構造である配列の具体的な利用方法について学ぶ。 第8回:アニメーション 簡単なアニメーションプログラムの基礎について学ぶ。 第9回:マウス・キーボード入力 マウスやキーボードからの入力を処理する方法について学ぶ。 第10回:関数① 関数の基本について学ぶ。 第11回:関数② 引数を持つ関数について学ぶ。 第12回:関数③ 戻り値のある関数について学ぶ。 第13回:クラス オブジェクト指向プログラムの基本要素であるクラスについて学ぶ。 第14回:最終課題 13回までの内容を踏まえたプログラムの課題演習を行う。 第15回:まとめと振り返り 13回までの学習項目について重要な点を復習する。 定期試験:実施しない。 |
授業方法 Class Method |
ICT(Google Classroom)を活用し、反転授業→解説→演習課題という流れで実施する。各回の授業開始までに講義資料の要点をA4ノート1枚(両面可)にまとめる。授業では、重要なポイントについて重点的に解説をする。その後、演習課題によってプログラミングを行い,数日後に課題を提出する.課題の解説は次回の授業の冒頭に行い、考え方および理解度を確認する。 |
Google Classroom クラスコード Google Classroom - Class Code |
info@MUSES等を通じて事前に連絡する. |
アクティブ・ラーニングの形態 Form of Active Learning |
反転授業:事前に公開された講義資料を各自でノートにまとめてくる 演習課題:授業時間中に演習課題を実施する |
準備学習(予習・復習等) Review and Preview |
予習:反転授業の講義資料の要点を各自のノートに整理してくる。 復習:完成しなかった演習課題は課外時間に完成させる。演習課題でわからなかった部分をメモし、次回の授業で質問するとよい。 なお、一度でも欠席すると次回の授業についていけなくなるため、やむを得ず欠席した場合はClassroomに公開されている演習課題に各自で取り組んでおくこと。 |
評価方法 Evaluation Method |
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:毎回の課題(40点)、最終課題(50)、授業への積極的参加度(10点) 平常点等配点内訳についてはもう少し複雑な仕組みとなっているため、初回の授業に参加してよく確認すること。 |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法 Task Feedback |
授業中にポイントの解説を行う. |
教科書 Textbook |
|
参考書 Reference Books |
|
地域との連携 Cooperation with the Community |
なし. |
受講上の注意 Notices |
苦手意識を持たず,前向きな姿勢で授業に望むこと.毎回必ず復習を行い,授業内容を理解すること. 教職課程履修学生は,この授業科目終了後,教職課程履修カルテの自己評価シート欄に必要事項を必ず入力すること.また成績評価発表以降に,成績とともに担任教員によりコメントを参照し自己の学習状況について把握する. |
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連 Relation to the Diploma and Degree Policy |
2.技能・表現 2-2 コンピュータ等のICT機器を活用して、情報を加工・分析するための技術を有している。 |
実務経験と授業との関連 How the Instructors' Experiences will shape Course Contents |
IT企業や大学での実務経験を活かし,ソフトウェアの制作に関する現場のエピソード等を授業で紹介する. |
教科書コメント |
シラバス参照 |