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年度 2023
科目名 HACCP管理実践論
担当者名 今村 友美
単位 2
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科目目的
Course Objectives
HACCPに基づいた食品衛生管理について、理論と実践の知識を修得し、その効率的運用法、発生する諸問題の解決技術を修得する。
到達目標
Class Goal
まずHACCP適用のための準備段階としてHACCPチームの編成、製品の記述、意図する用途および対象となる消費者の特定、フローダイアグラムの構築、フローダイアグラムなどの現場確認の手順について学ぶ。そして、ハザード分析、重要管理点の決定、管理基準の設定、重要管理点の管理をモニタリングするシステムの決定、改善措置の設定、検証の手順の設定、文書および記録保管方法の設定というHACCP7原則について学び、それらの実践方法を習得する。
授業内容
The Content of the Course
2020年6月から、原則として、すべての食品等事業者の皆様にHACCPに沿った衛生管理に取り組むことが義務化された。
この授業では、食産業界の様々な事業を想定し、HACCPに沿った衛生管理を自ら考え学んでいく。
授業計画
Class Plan

1. HACCPについて①
2. ①のまとめと発表
3. HACCPの7原則を理解する②
4. ②の発表・討論
5. ②の発表・討論
6. 実践例①(大学文化祭での模擬店)グループワーク
7. 実践例①グループワーク
8. 実践例①の発表・討論 
9. 実践例②(まちのカフェ)グループワーク
10. 実践例②グループワーク
11. 実践例②の発表・討論
12. 実践例③(コンビニで販売されるサンドイッチの製造工場)グループワーク
13. 実践例③グループワーク
14. 実践例③の発表・討論
15. まとめ
授業方法
Class Method
授業は、基本的に対面で実施する。グループワークを中心とする。その都度、課題について、グループで調べたことや考えをまとめて発表する。(受講人数によっては、セルフワークとなる場合がある)
いくつかの授業回を企業の工場見学実習に代える可能性がある。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
履修登録者を直接Classroomに招待する。
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
グループワークを中心とする。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
これまでに学んだHACCPによる食品衛生管理について復習しておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業への積極的参加度(50点)、プレゼンテーション(50点)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
適宜コメントする。
教科書
Textbook
HACCP管理者認定テキスト/(一社)日本食品保蔵科学会HACCP管理者認定委員会 /建帛社
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
グループワークが中心のため、遅刻欠席など無いようにしてほしい。
いくつかの授業回を企業の工場見学実習に代える可能性がある。その場合にかかる交通費は実費となる。
食品保蔵科学会のHACCP管理者資格の取得の有無にかかわらず、だれでも受講できる。
使用するテキストは、HACCP管理者資格を取得する際に使用したものと同じであるため、持っている人は新たに購入する必要はない。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 食品学および栄養学に関する基礎的・専門的知識を身に付けている。
5.統合的能力 5-1 専門的知識・技術の統合を図り、食産業界に貢献できる能力を身に付けている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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