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年度 2023
科目名 日本語教育史
担当者名 吉兼 奈津子
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
第二言語教授法の歴史と日本語教育の変遷を時代的・社会的背景の中で理解する。
到達目標
Class Goal
日本語教育の変遷を時系列に沿って把握している。
授業内容
The Content of the Course
日本語教育の変遷を理解するために、(1)日本語教育史、(2)国内の日本語教育、(3)海外の日本語教育、(4)第二言語教授法の歴史、(5)日本語教育における教材・評価、について学ぶ。知識として身に付け、その知識が実践でどのように活かされるのかについても学ぶ。
授業計画
Class Plan
第1回 オリエンテーション
    日本語教育史① 戦前・戦中の日本語教育史
第2回 日本語教育史② 戦中の日本語教育史
第3回 日本語教育史③ 戦後の日本語教育史
    授業内課題(1)
第4回 小テスト(1)【日本語教育史】
    国内の日本語教育① 国内の多様な日本語学習者
第5回 国内の日本語教育② 国内の多様な日本語教育機関
    授業内課題(2)
第6回 小テスト(2)【国内の日本語教育】
    海外の日本語教育① 国内と海外の日本語教育の違い
第7回 海外の日本語教育② 海外における日本語教育の概要、全体像
第8回 海外の日本語教育③ 各国の日本語教育の現状
    授業内課題(3)
第9回 小テスト(3)【海外の日本語教育】
    第二言語教授法の歴史① 文法訳読法から直接法へ
第10回 第二言語教授法の歴史② 構造言語学と教授法
第11回 第二言語教授法の歴史③ 認知心理学と教授法
第12回 第二言語教授法の歴史④ コミュニカティブ・アプローチと新しい教授法
    授業内課題(4)
第13回 小テスト(4)【第二言語教授法の歴史】
    日本語教育における教材・評価① 日本語学習教材の変遷
第14回 日本語教育における教材・評価② 日本語教育における評価
第15回 日本語教育における教材・評価③ 日本語能力を測るテストの変遷
    授業内課題(5)

【定期試験】
授業方法
Class Method
講義が中心の授業である。
毎回、授業では授業内課題または小テストを実施する。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
-
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業計画に記載されているキーワードや授業時に指示する内容につて事前に調べておくこと。
復習:配布資料や授業の説明を見て、講義内容を整理しておくこと。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(30点)

・平常点(70点) 平常点等配点内訳:小テスト40点、授業内課題30点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小テストは、採点後に返却する。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
日本語教育能力検定試験に合格するための世界と日本16/岡田 英夫/アルク
やさしい日本語指導3 日本語教育の歴史と現状/国際日本語研修協会/凡人社
日本語教育 よくわかる教授法 「コースデザイン」から「外国語教授法の史的変遷」まで/小林ミナ/アルク
新・はじめての日本語教育2[増補改訂版] 日本語教授法入門/高見澤孟/アスク
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 日本語および日本文学に関する基礎的また専門的知識を修得している。
3.思考・判断 3-1 日本語・日本文学に関して身につけた専門的知識を捉えかえし、批判的に考察する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
様々な現場で日本語教育に携わってきた経験をもとに、第二言語習得に関する知識を、具体的な日本語教育の場面例を交えながら教授する。
教科書コメント

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