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年度 2023
科目名 談話研究
担当者名 佐藤 勝之
単位 2.0
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科目目的
Course Objectives
談話研究の基礎となるテクストの言語学的な捉え方を学ぶとともに、日本語の談話分析に応用するための方法を習得する。
到達目標
Class Goal
テクストの複数の分析方法を習得し、日本語の談話・文章の研究や教育に応用することができる。
授業内容
The Content of the Course
ダウンロードできる資料を用いて、機能言語学(特に選択体系機能言語学)その他の立場から談話分析の方法を身につけ、具体的な日本語のテクスト分析を試みる。同時に、文学研究・国語教育・日本語教育へ応用可能な方法、また、卒業論文等に資する談話分析の具体的な方法を学び取る。
授業計画
Class Plan
第1回 導入:文章・談話・テクストと選択体系機能言語学(1)
第2回 導入:文章・談話・テクストと選択体系機能言語学(2)
第3回 テクストと社会の関係(1)
第4回 テクストと社会の関係(2)
 (1) 文化のコンテクスト
 (2) ジャンルとジャンル構造
 (3) 状況のコンテクスト
 (4) 言語使用域:活動領域(フィールド)・役割関係(テナー)・伝達様式(モード)
 (5) テクスト:観念構成的・対人的・テクスト形成的機能
第5回 単語と節の関係(1)
第6回 単語と節の関係(2)
 (1) 経験の解釈構築:経験的意味:事象・事物・状況
 (2) 過程構成:過程中核部・参与要素・状況要素
 (3) 過程型と参与要素の種類
 (4) 多様な状況要素
第7回 話し手と聞き手の語彙文法(1)
第8回 話し手と聞き手の語彙文法(2)
 (1) 社会的相互作用:対人的意味
 (2) 発話機能
 (3) 節の叙法構造
 (4) モダリティー
第9回 テーマの展開(1)
第10回 テーマの展開(2)
 (1) 結束性と首尾一貫性:テクスト形成的意味
 (2) 主題と題述
 (3) 主題の種類:話題的主題・対人的主題・テクスト形成的主題
 (4) 多重主題
第11回 日本語のテクスト分析:事例研究(1):物語テクストの構造と機能
第12回 日本語のテクスト分析:事例研究(2):論説テクストの構造と機能
第13回 日本語のテクスト分析:事例研究(3):韻文(詩)のテクストの構造と機能
第14回 日本語のテクスト分析:事例研究(4):韻文(歌詞)のテクストの構造と機能
第15回 復習とまとめ
授業方法
Class Method
原則対面で授業を行う。なお、オンデマンドで授業欠席に対処できるようにする。
教科書および、ダウンロードできる資料によって、受講者は自ら理解を深め、小テストによって理解度を確認する。


Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
eio7ffu
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
学習者は学習内容についての質問や理解のチェックを、授業担当者とのやり取り、あるいは学習者相互でストリームにより行うことができる。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習
・各学習項目について資料をあらかじめ熟読し、不明の事項については指定の参考書等を用いて事前に自主学習しておく。
復習
・学習内容の理解の程度が確認できるようにノートにまとめる。また、小テストの結果を逐次確認する。

評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:小テストの累計(60点)およびレポート(40点)により評価する。
レポートのきちんとした書き方にについて、関連書籍をよく読むなどして自習しておくこと。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
各授業内容に関する小テストにより、受講者各自が理解度を確認できる。また、授業担当者は対面授業時あるいはストリームにより、受講者全体の理解の状況を適宜報告する。



教科書
Textbook
適宜、資料をアップロードする。
参考書
Reference Books
機能文法概説―ハリデー理論への誘い―/M.A.K. ハリデー/くろしお出版
談話分析のアプローチ―理論と実践―/林宅男/研究社
ディスコース―談話の織りなす世界―/橋内武/くろしお出版
文章・談話(朝倉日本語講座7)/佐久間まゆみ(編)/朝倉書店
日本語のテクスト/野村眞木夫/ひつじ書房
談話・テクストの展開のメカニズム/甲田直美/風間書房
テクストはどのように構成されるか/M.A.K. ハリディ,R.ハサン/ひつじ書房
ことばは生きている/龍城正明(編)/くろしお出版
話し言葉の談話分析/デボラ・カメロン/ひつじ書房
談話分析の可能性/泉子・K・メイナード/くろしお出版
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
最終レポートでは、受講者それぞれに具体的なテクスト分析をしてもらうので、分析の方法論と、テクスト例の分析のしかたに、常に関心を払う必要がある。

卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 日本語および日本文学に関する基礎的また専門的知識を修得している。
3.思考・判断 3-1 日本語・日本文学に関して身につけた専門的知識を捉えかえし、批判的に考察する能力を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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