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年度 2023
科目名 疾病治療概論
担当者名 藤田 優一・清水 佐知子・早川 りか・天野 功士・岩﨑 幸恵・古川 亜衣美
単位 2
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科目目的
Course Objectives
看護実践を行う上で、治療の必要性や治療に伴う援助の方法を検討する上で必要となる患者の病態、診断、治療に関する基礎的知識基盤を構築することを目的とする。
到達目標
Class Goal
1.主な疾患の特徴を自分なりに整理して説明できる。
2.講義内容に基づいて各治療の特徴や留意点を抽出して、記述することができる。
授業内容
The Content of the Course
この科目では、疾患の特異な症状や経過に関する専門的知識を獲得し、治療を受ける生活者としての対象者へ看護援助を実施する際の根拠づけになるようにすると共に、医療職ではない対象や家族に対しての説明が可能となるように要約し、それぞれの疾病治療の要点が把握できるようにする。主には、がん、呼吸器系、運動器系、免疫系、脳神経系、循環器系、消化器系、内分泌系、腎・泌尿器系、血液系、生殖器系の疾患について、臨地実習に役立つように最新の知見をふまえてその病態ならびに診断・治療に関する専門的知識を体系的に理解するための講義を行う。
授業計画
Class Plan
第1回 授業オリエンテーション、「生活者」としての看護の対象者とは
    病態生理学を学ぶための基礎知識1(病因、血流障害、死の三徴候)  [藤田優一]
第2回 病態生理学を学ぶための基礎知識2(炎症、感染、先天異常)     [藤田優一]
第3回 病態生理学を学ぶための基礎知識3(腫瘍)、血液のはたらきと病態生理[藤田優一]
第4回 呼吸のしくみと病態生理1                     [清水佐知子]
第5回 呼吸のしくみと病態生理2皮膚・体温調節のしくみと病態生理     [清水佐知子]
第6回 腎・泌尿器のしくみと病態生理                   [早川りか]
第7回 生殖のしくみと病態生理、中間試験                 [浅野浩子]
第8回 脳・神経、筋肉のはたらきと病態生理1               [岩崎幸恵]
第9回 脳・神経、筋肉のはたらきと病態生理2                [岩崎幸恵]
第10回 免疫のしくみと病態生理、体液調節のしくみと病態生理        [天野功士]
第11回 循環のしくみと病態生理1                     [天野功士] 
第12回 循環のしくみと病態生理2、感覚器のしくみと病態生理        [天野功士]
第13回 内分泌・代謝のしくみと病態生理                  [早川りか]
第14回 消化・吸収のしくみと病態生理1                   [古川亜衣美]
第15回 消化・吸収のしくみと病態生理2                   [古川亜衣美]
授業方法
Class Method
対面で授業を行う。
講義を中心とするが、授業の中で適宜、シンク・ペア・シェアなどのグループワークを行う。
第8回は授業中に対面で中間試験行う。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
gbcue3v
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
授業の中で適宜、シンク・ペア・シェアなどのグループワークを行う。
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:授業前に次回の講義内容の予習課題を配布する。必ず予習課題をしてから授業に参加すること。
復習:講義内容の理解度を確認するため、授業後にGoogle Classroomで小テストを配信する。必ず教科書と配布資料で復習したうえで小テストを解答すること。
評価方法
Evaluation Method
・試験期間中に試験を実施(40点)

・平常点(60点) 平常点等配点内訳:中間試験30点、小テスト30点
到達レベルおよび到達度についての評価方法の詳細については、初回の授業オリエンテーション時の資料で配布して説明する。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
小テストのフィードバックはGoogle クラスルームにて行う。
中間試験および期末試験のフィードバックは、試験採点後に科目責任者の研究室にて説明を行う。
教科書
Textbook
病態生理学 疾病のなりたちと回復の促進[2] 第2版/田中越郎/医学書院
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
授業テーマと関連がある施設や職種と連携を保てるように努める
受講上の注意
Notices
第1回授業で説明する
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-2 生活者としての看護の対象者を支援するために必要な専門的知識を習得している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
担当者は看護師として医療施設等において十分な実務経験および研究の経験を有している。
担当する講義に関する病態生理や治療の知識があり、それらの内容について実務経験、研究経験も交えながら教授する。
教科書コメント

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