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年度 2023
科目名 協働プロジェクト論
担当者名 藤原 明
単位 2
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科目目的
Course Objectives
この授業は、ワークショップ形式での協働プロジェクト立ち上げを経験することで、イノベーションを喚起する人財の育成を目的とする。
到達目標
Class Goal
①協働プロジェクトの分野・領域・テーマ・課題を設定できる。
②協働プロジェクトのテーマにおける本質的課題としての「やるべきこと」を明確にできる。
③協働プロジェクトのテーマにおける「やるべきこと」に対し、協働先を想定し、「強み」を持ち寄ることで、プランを策定できる。
授業内容
The Content of the Course
協働プロジェクトの手法であるREENAL(RESONA+REGIONAL)を用いて、ケーススタディとして、そのプロセス・背景を読み解くことで、協働とは何か、なぜ多様な主体による協働が必要なのか、どのように協働を喚起し、プロジェクト化していくのか、を学ぶ。さらには、多数のケーススタディをベースに体系化され、常に現場での試行錯誤によって更新されている協働プロジェクト論に基づき、自身が最も関心のある分野・領域でテーマを設定し、協働プロジェクト案を創り上げることを通じて、理論だけでなく実践で活用できるレベルでの習得を目指す。
授業計画
Class Plan
第1回:オリエンテーション
第2回:りそなグループの協働プロジェクト-REENALのケーススタディ(REENALの誕生秘話=「不確実性の高まる時代」の意味)。自身の強み・やるべきことに向き合うワークショップ
第3回:りそなグループの協働プロジェクト-REENALのケーススタディ(銀行における従来のビジネスモデルから新しいビジネスモデルの転換)。自身の強み・やるべきことプレゼンテーション。
第4回:りそなグループの協働プロジェクト-REENALのケーススタディ(信頼に基づく「協働」による「実需」創造ケーススタディー:FMラジオ局・魔法瓶メーカーとの協働)。協働喚起ワークショップ。
第5回:りそなグループの協働プロジェクト-REENALのケーススタディ(信頼に基づく「協働」による「実需」創造ケーススタディー:商店街活性。新聞を活用した自身の関心のあるテーマを発見するワークショップ。
第6回:りそなグループの協働プロジェクト-REENALのケーススタディ(信頼に基づく「協働」による「実需」創造ケーススタディー:ファンドレジング・ケーススタディまとめ)。新聞を活用した自身の関心のあるテーマプレゼンテーション。
第7回:数多くのケーススタディに基くREENAL式手法(協働の定義・協働の3大要素)。新聞を活用した自身の関心のあるテーマプレゼンテーション
第8回:数多くのケーススタディに基くREENAL式手法(やるべきこと・強みを導き出す手法)。協働プラン策定ワークショップ(テーマ設定)
第9回:数多くのケーススタディに基くREENAL式手法(地域コミュニティ支援における活用事例)。協働プラン策定ワークショップ(テーマにおけるあるべき姿と現状の比較→課題整理)
第10回: 数多くのケーススタディに基くREENAL式手法(企業・起業支援における活用事例)。協働プラン策定ワークショップ(課題に対するこれまでの対応策の検証→最重要課題絞り込み→やるべきこと明確化)
第11回:数多くのケーススタディに基くREENAL式手法(新展開事例)。協働プラン策定ワークショップ(やるべきことに対する強みの持ち寄り→協働プラン)
第12回:協働プラン策定ワークショップ(プランブラッシュ)
第13回:協働プラン策定ワークショップ(プレゼンテーション)
第14回:協働プラン策定ワークショップ(プレゼンテーション)
第15回:総括
授業方法
Class Method
(1)パワーポイントを活用した講義形式
(2)新聞記事を起点とした情報収集方法
(3)ワークショップ形式のプラン策定を通じた意見集約・合意形成
(4)プレゼンテーション形式のアイデア・意見・情報発表
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
(1)ワークショップ(2)プレゼンテーション(3)双方向授業(4)プラン策定プロセスを通じた課題設定→最適解の模索
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
(1)予習:興味関心のある分野、設定したテーマについて情報収集。
(2)議論プロセスの再確認。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:コメントシート(15回)45点、レポート55点
講義を通じて作成する協働プランが提出レポートとなる。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
1.講義を通じて作成する協働プランが提出レポートとなるので、プラン策定各プロセスでフィードバックする。
2.コメントシート点数は次回講義時にフィードバックする。
教科書
Textbook
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
戦略的謙虚さ(まずは受け入れてみるというオープンマインド)で労を惜しまないこと。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-2自らが目指す将来キャリアで活躍するために必要な基礎的・専門的知識を習得している。
2.技能・表現 2-1自らの暮らしを環境にあわせて柔軟にデザインするための技能を習得している。
2.技能・表現 2-2他者と協力的な関係を構築するコミュニケーション能力を習得している。
3.思考・判断 3-1広い視野を持ち、女性の特性・視点を活かして考え、イニシアティブをとることができる。
3.思考・判断 3-2グローバルな視点とローカルな視点の双方から考え、判断することができる。
4.態度・志向性 4-2他者の歴史・宗教・風俗習慣等にもとづく多様な文化を理解し、人と協力的な関係を構築する意欲を備えている。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
現在、銀行グループで7部署を兼務しており、当該講義ではその業務の中で生まれたプロジェクト、またプロジェクトをベースにした手法を提供する。
教科書コメント

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