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年度 2023
科目名 原価計算Ⅱ
担当者名 李 建
単位 2
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科目目的
Course Objectives
原価がどのように計算されるのかについて学ぶことを通じて、原価情報がどのように企業のマネジメントに役立っているのかを理解することがこの授業の目的である。
到達目標
Class Goal
(1)総合原価計算の仕組みが説明できる。
(2)標準原価計算の原価差異分析ができる。
(3)全部原価計算と直接原価計算による損益計算書を作成できる。
(4)製造原価報告書、損益計算書、貸借対照表を作成できる。
授業内容
The Content of the Course
製品を販売する際、その製品の原価がいくらかが分からなければ適正な販売価格を決定することができなくなる。正確な原価の計算は価格決定を容易にするだけでなく、他の多くの経営管理活動に役立っている。本講義では、受講生が簿記の基礎を理解していることを前提に、工業簿記・原価計算を基礎から学習する。原価とは何か、原価はどのように計算するのか、計算した原価情報で何ができるか、こうした素朴な疑問に答えを出していくことで原価計算への理解を深めていく。原価計算Ⅱでは、同じ規格の製品を連続して大量に生産する企業が採用する原価計算方法である総合原価計算と、経営管理の手法として広く用いられる標準原価計算や直接原価計算について学習する。毎回、授業の後半に問題演習の時間を設け、実際に原価を計算してもらうことによって問題解決能力の向上を図る。
授業計画
Class Plan
第1回 イントロダクション
第2回 総合原価計算(Ⅰ):仕損・平均法
第3回 総合原価計算(Ⅱ):仕損・先入先出法・減損
第4回 総合原価計算(Ⅲ):工程別総合原価計算
第5回 総合原価計算(Ⅳ):組別・等級別総合原価計算
第6回 総合原価計算(Ⅴ):財務諸表
第7回 標準原価計算(Ⅰ):パーシャルプラン
第8回 中間テスト
第9回 標準原価計算(Ⅱ):原価差異の分析(直接材料費・直接労務費)
第10回 標準原価計算(Ⅲ):製造間接費の差異分析・損益計算書
第11回 直接原価計算(Ⅰ):全部原価計算と直接原価計算
第12回 直接原価計算(Ⅱ):CVP分析
第13回 直接原価計算(Ⅲ):感度分析・固変分解
第14回 本社工場会計
第15回 期末テスト
授業方法
Class Method
原則講義形式で授業を進めるが、授業内容の理解度を高めるため授業中に演習問題を解く。
Google Classroom クラスコード
Google Classroom - Class Code
クラスコード:qil5z6l
アクティブ・ラーニングの形態
Form of Active Learning
準備学習(予習・復習等)
Review and Preview
予習:前回の授業時に指示する教科書の範囲を予習し、基本例題を解いてくること。
復習:毎回出されるホームワーク課題をこなすこと。
評価方法
Evaluation Method
・平常点(100点) 平常点等配点内訳:授業内テスト60点、授業参加度20点、ホームワーク20点
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
Task Feedback
授業内テストは採点後に解説を行う。
ホームワーク課題は評価後に模範解答を提示する。
教科書
Textbook
合格テキスト 日商簿記2級 工業簿記/TAC簿記検定講座/TAC出版
参考書
Reference Books
地域との連携
Cooperation with the Community
受講上の注意
Notices
簿記の基礎を学習済みであることが受講の条件となる。
卒業(修了)認定・学位授与の方針との関連
Relation to the Diploma and Degree Policy
1.知識・理解 1-1 経営学に関する基礎的・専門的知識を有し、多様な経営課題を的確に理解できる。
1.知識・理解 1-2 自らが目指す将来キャリアで活躍するために必要な基礎的・専門的知識を習得している。
実務経験と授業との関連
How the Instructors' Experiences will shape Course Contents
教科書コメント

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